出版社内容情報
将棋・中国象棋・チェスを知れば，皆さんは世界の愛好家たちとのコミュニケーションができるでしょう．なかば命がけの名勝負，数々の歴史的逸話，名人とコンピュータの一騎打ちなど，盤上ゲームの文化とその魅力を紹介します．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
33
積ん読解消。2000年購入。将棋もチェスもやったことはありませんが、魅力的なゲームと言うことは分かりました(^0^)。超流し読み。2020/04/07
へくとぱすかる
32
盤上ゲームには世界中にファンがいるが、コンピュータに移植されたり、人間ｖｓ機械の対戦があったりして、人気の維持も大変。発行の２０００年当時でさえそうだから、今はルールさえ知らない人が、もっと増えているのかも。将棋やチェスの実用本ではなく、歴史やエピソード、また、他の多数のゲームとの比較研究が楽しい。日本の将棋の本当のルーツは何だろう？ 中将棋も一度してみたい。2017/03/16
木倉兵馬
3
将棋やチェスに関するトリビア集、と考えていただくとこの本はだいたい理解できるのではないかと思います。2000年発行なので幾分古い話題も多いですが（そのため岩波ジュニア文庫よりも岩波新書で出したほうが良かったのでは？）、将棋、象棋、チャンギ、マークルック、チェスなど、様々な伝統的ボードゲームについて解説されているので入門のつもりで読むといいでしょう。強くなるために読もうと考えると肩透かしです。コラムも面白いです。しかし、いかんせん本文が縦書きなのに対してコラムは横書きになっているので少々読みづらいですね。2017/11/05
goldius
3
解析するのがチェスとは段違いに複雑になる、最高の知的遊戯が将棋。小説や映画に登場する将棋やチェスの名場面の紹介本としても読む価値はある。刑事コロンボネタもある。2004/05/05
えんじ
1
なんとなく、松田道弘さんの紹介で、チェスについて知りたいと思って手に取った次第。2023/08/18
