岩波ジュニア新書<br> ヒマラヤで考えたこと

岩波ジュニア新書
ヒマラヤで考えたこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 182p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005003136
  • NDC分類 K292
  • Cコード C0240

出版社内容情報

氷河の調査に出かけ,すっかりヒマラヤの雄大な自然の美しさに魅せられた著者が,自分も含めた登山客たちのゴミのポイ捨てや心ない環境破壊に胸を痛め,かの地の自然保護に全力で関わってゆく経緯を綴った一大体験記.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

5
90年代の話。ヒマラヤの氷河から深い氷を採取し、空気や地質など古代の環境を調べる隊員としてネパールの村から5千mの高地へ。著者の小野さんは、こうした調査の裏では焚き木として村から木を何度も買ったり どうしても持ち帰れないゴミを残したり つまり破壊活動も同時にやっているのではと常に気に掛ける。考えた上、村に小型の発電機を作って村人に還元する方法を取る。今ではここはどうなっているのだろう。2017/04/09

oooともろー

4
著者がヒマラヤへ初めて行ったのは40年くらい前だが、そこでの体験が生き方を変えた。科学と環境問題。ダイナミックな描写に感動。2024/07/03

action

4
色々と新しい事を知れた。ネパール・チベット・インド・ヒマラヤの位置関係、ヒマラヤでの人々の暮らしの一端。細かい事柄だが、これまでは、ボンヤリとこんな感じかなと思っていた知識が整理出来て為になった。環境問題というテーマにも、ちょうど興味を引かれていた所だったので、もう少し学んでみたい気持ちになった。2016/04/29

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

3
【ココロの琴線に触れたコトバ】ランタン谷で出会ったタキギの問題も、ゴミの問題も、そしてランタン村の人たちが村を追い出されるかもしれないという問題も、みんな緊急に解決しなければならない問題なのに、それに対処する科学がないのである。そういう科学、環境問題を解決するための科学、地球の臨床医学を今こそつくらなければならない。2015/09/15

Agnesjapan

1
21世紀は環境の時代でありNPO,NGOの時代!2017/07/22

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