岩波ジュニア新書<br> 地球がわかる50話

岩波ジュニア新書
地球がわかる50話

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  • サイズ 新書判/ページ数 207,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005002429
  • NDC分類 K450
  • Cコード C0244

出版社内容情報

もちあがるスカンジナビア半島.割れていくアフリカ大陸.大西洋まんなかの宝石の島.九三年の北海道南西沖地震.私たちが目にしたり,経験するふしぎな地形や現象は,地球内部の大きな運動の反映だ.地震研究のために地球を飛びまわる著者が,豊富な見聞と観測にもとづいて,ダイナミックでおもしろい地球を語る.

内容説明

もちあがるスカンジナビア半島。割れていくアフリカ大陸。大西洋まんなかの宝石の島。93年の北海道南西沖地震。私たちが目にしたり、経験するふしぎな地形や現象は、地球内部の大きな運動の反映だ。地震研究のために地球を飛びまわる著者が、豊富な見聞と観測にもとづいて、ダイナミックでおもしろい地球を語る。

目次

1 地球の形
2 地球の皮・プレート
3 地球の身・マントル
4 地球の芯・コア
5 地球の歴史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

118
地球についての地学的な観点から中高生向きにやさしく書かれたものです。地球のかたちから始まり、表皮、中身、中心、歴史が語られていてエピソードも交えて楽しく読めます。特に表皮のプレートについての話は興味が持てました。プレートが日本を作り出した、ということで地震や津波が多いのもうなずける気がします。2015/11/13

AICHAN

34
図書館本。地球の構造などについて、わかりやすく解説している。中学の理科レベルの知識があれば理解できる内容が多い。だから私も理解できたが、しかし、理解できたその横で「理論上はそうなるのだろうけど実際そうなのか?」とささやく自分がいる。だって、地球の外核は数千度ものドロドロの鉄などの金属でその内部には固まった鉄の内核があると言われても、誰も見たことがないのだから「ホンマかいな?」と思ってしまうのだ。でもまあ、理科の復習をしたい大人、理科に興味のある子供たちにはお薦めの本。2018/01/16

出世八五郎

19
1994年7月20日第一刷発行とあるので情報としては古いかも知れないが為になる。細かい話抜きにすれば大方のことは知っていたが、再勉強の意味も。地球の核が岩より重密度の鉄or金属で出来ているというのが面白かった。地球の中心には液体の球があり、更にその中心に溶けていない固体の球がある。これが外核に対する内核で、地球が次第に冷えていっている為に液体である外核の鉄が凍って重く沈んだものが内核とされている。そして、外核液体が冷えるとき大量の熱を出す為、マントル活動やマグマなどのプリューム・テクトニクスが起こる。2017/04/15

shigoro

7
地球といっても、地質学で主にプレートと地震の話。4つのプレートに乗っていから日本が地震が多いし、プレートが動き摩擦熱で、マグマが生まれる火山地帯でもある。よく考えるととんでもない場所に住んでいるな。さらにプレートの下のマントルやコアの話も興味深いが、まだ未知の部分が多い。磁力が弱まり北極と南極が入れ替わりそうだったり、自転の遠心力で平べったくなったりと、地球が変化しつづけているんだな。 2011/08/21

超新星

5
原因は不明らいしいが地球のN極とS極が何度も入れ替わっているとのこと。これには目からウロコであった。2015/12/26

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