出版社内容情報
四十数年前，史上はじめて原子爆弾を投下された広島や長崎をたずねる現代史の史跡見学旅行が，年々ふえています．この本は，二つの都市にのこされた原爆の無残な爪跡や記念碑の数かずを，歴史的背景のなかでていねいに案内してくれます．いま世界の注目を浴びている広島と長崎への旅を充実させるためにぜひ読んでほしい本です．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
100
図書館本。 怒りの広島に祈りの長崎…。広島にくらべて長崎の平和公園ってちょっと控えめな主張だな？と思っていたのですがただひたすら祈る反核というイメージなのですね。だからと言って怒りの感情を捨てるのもどうかと…？と思いながら読み終わりました。怒りの感情があるからこそ弱者の無念も理解（共感ともいえるのか？）も可能なのですし。怒りと祈りのバランスを大事にすることが平和と相互理解への第一歩なのかも？2019/03/24
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