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内容説明
大陸の南端に位置するストーリア王国では、反政府勢力“レヴァンテ”が各地で抵抗活動を繰り広げていた。ある日、政府軍とレヴァンテの小競り合いに巻き込まれてしまったカメラマン志望の少年マコト。彼は“赤い亡霊”と怖れられ、出現からわずか一年で空軍機を百以上落としたというレヴァンテのエースパイロットに命を助けられる。しかし驚くべき事に、そのパイロットは、マコトと同じまだ十七歳の美しい少女ミリアムだった。しかもマコトは、彼女の秘密―怪我で二度と歩けないという事実を知ってしまい!?大空を舞台に、少年と少女の恋と冒険が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KEI
9
購入。ドッグファイトってそっちのかい!!と、ツッコミつつ読了。お久しぶりの人は…って、この人「彼女は帰性星子女」の人じゃないですか。懐かしいww。5年くらい前ですが、文章はいまだに……(苦笑)。この表現の多用が――嫌いではないが――目立ち、ちょくちょくテンポが崩された。 とりあえず、空戦モノと考えるよりボーイ・ミーツ・ガールかな。2010/06/15
アンタレス
6
飛行機で戦う少女と写真が好きな少年のラブコメ。読みやすいしなかなか面白い。世界観もキャラクターも魅力的だったと思います。特にメイドのマルさんがいいですねー。まだまだこれから話が広がっていくその序章という印象を受けたので続きが非常に楽しみです。2010/12/15
紅狐
6
序章。設定が多めになってしまうのはしょうがないのだけど、あまり魅力的な出来事が起こっているようには思えなかった。許嫁は置いてきぼりだし、レヴァンテの反政府活動も王城にペンキぶちまけたくらいで、回想以外でまともな活動を行ってない。マコトとミリアムが成長していることは分かるのだけど、もう少し何か無かったのかとは思った。2010/06/28
ちょき
4
途中まではのんびりとキャラの掘り下げとかをしていたぶん、最後の空戦部分は急ぎ足には感じた。まあ、空戦を文字で長々とされても冗長になる可能性もあるけど。全体的にはあいかわらず雰囲気を醸し出す作家だけあって、今回もよい空気の作品を書いてくれてます。だけど続けるにしろ、サンドラをなんとかしてくれw2010/06/17
ころん
3
さらさらーっと読めた。材料は良いのにもったいないなぁ…というのが率直な感想。最強ヒロインと最弱主人公っていう構図は仕方ないとして、よくある感じにまとまってないのが良い。2巻が出ているのでそちらも読んでみようと思います。2010/12/07