岩波新書<br> 富士山噴火―その日に備える

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岩波新書
富士山噴火―その日に備える

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  • サイズ 新書判/ページ数 266p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320852
  • NDC分類 453.821
  • Cコード C0244

出版社内容情報

富士山はいつ噴火しても不思議ではない。活発に噴火を繰り返して現在の姿に成長した富士山は若い活火山なのだ。どんな噴火が起こりえるのか、どう備えるのか。富士山の噴火予測はなぜ難しく、そのマグマが特異であるのはなぜなのか。火山学をリードしてきた著者が富士山の成り立ちとマグマの科学を解説し、噴火への心構えを説く。(


【目次】

内容説明

いつ噴火しても不思議ではない―活発に噴火を繰り返して現在の姿に成長した富士山は若い活火山なのだ。どんな噴火が起こりえるのか、どう備えるのか。富士山の噴火予測はなぜ難しく、そのマグマが特異であるのはなぜなのか。火山学をリードしてきた著者が富士山の成り立ちとマグマの科学を解説し、噴火への心構えを説く。

目次

序章 富士山はいつ噴火しても不思議ではない
第1章 富士山が噴火したらどうなるか
第2章 古記録に記された大噴火
第3章 大地に残る噴火の歴史をさかのぼる
第4章 なぜ噴火が起こるのか
第5章 富士山のマグマ
第6章 噴火の予測はどこまで可能か
第7章 富士山噴火に備える

著者等紹介

藤井敏嗣[フジイトシツグ]
1946年福岡県生まれ。1975年東京大学大学院理学系研究科修了。理学博士。東京大学地震研究所教授、同所長、東京大学理事・副学長、気象庁火山噴火予知連絡会会長を歴任。現在、東京大学名誉教授、山梨県富士山科学研究所所長、NPO法人環境防災総合政策研究機構副理事長兼環境・防災研究所所長、文部科学省次世代火山研究・人材育成プロジェクトリーダー、文部科学省火山調査研究推進本部政策委員会委員長。専攻、マグマ学、火山学、火山防災政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

120
富士山が噴火するかとは昔から話題にされてきたが、一般向けの科学的解説書はなかっただけに興味深く読んだ。人間でいえば10歳程度の若い山であり、平均30年に1回は噴火していたのに300年近く沈黙している。マグマの特徴や現在の地下の状況、噴火システムと予測などの事情が理解できる。しかし一度も噴火を観測していないため、理論的な推測による面も大きいらしい。だからこそ日本人は「その日」に備えねばと説くが、現在の美しい形は山体崩壊を繰り返した末の造形であると知れば、狭い島国に誕生した自然の奇跡に神秘的な思いすら感じる。2025/11/20

KAZOO

97
富士山の噴火にかかわる情報の最新版です。以前に鎌田浩毅先生の「富士山噴火と南海トラフ」を読んだのですが、非常にわかりやすかったことを覚えています。この本も最新の情報に基づいていながらも歴史的な観点からの情報もあります。地質調査による4階建ての構造になっていることもわかりました。300年間噴火していないのでいつ起きてもおかしくなくその影響はかなり広範囲にわたることが示されています。いい本だと思いました。2025/11/22

青雲空

6
富士山の年齢は10万歳。人間に例えると10代で若い火山。過去5600年でだいたい30年に1回の噴火を繰り返していたが、300年沈黙している。 プレートの三重接合点に位置し、普通の火山のマグマだまりが地下10㎞程度であることに対し、20㎞以下と深い。そのため現在の技術では予測は不可能。次回噴火のタイプも予想つかない。 被害が小さいことを祈るしかない。2025/10/23

HALI_HALI

4
本書は、富士山が今なお活動期にある活火山であるという事実から出発し、過去の噴火史、噴火のメカニズム、予測技術の限界、そして社会としてどのように備えるべきかまでを冷静に整理した一冊です。噴火をセンセーショナルに語るのではなく、「分かっていること/分からないこと」を明確に切り分けて説明している点が印象的でした。少しズレた視点になりますが、このようなアプローチ方法は複雑な事象を考察する際に有用だと感銘を受けました。2025/12/30

1484h

3
約1か月ぶり2回目の読み直し。富士山を題材にした火山学の入門書といった感じ。ほぼ最新の知見まで取り込まれてるので、そこそこ詳しい人でも読む価値ありかと。2025/12/29

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