出版社内容情報
バイリンガルの人が羨ましい? 子どもはバイリンガルにしたい? けれどもそこにはさまざまな「壁」が立ちふさがっている。内外の研究の最新成果をもとに、乳幼児期に子どもが母語や第二言語をうまく獲得するために必要不可欠な環境とは何かを問う。周囲の大人にできること、すべきこととは? 大人の外国語学習の驚くべき効能も!
【目次】
内容説明
バイリンガルの人が羨ましい?子どもはバイリンガルにしたい?けれどもそこにはさまざまな「壁」が立ちはだかっている。内外の研究の最新成果をもとに、乳幼児期に母語や第二言語をうまく獲得するために必要不可欠な環境とは何かを問う。周囲の大人にできること、すべきこととは?大人の外国語学習の驚くべき効能も!
目次
序章 身近になった子どもの「バイリンガル環境」
第1章 ことばはこうして使えるようになる―言語発達環境の重要性
第2章 1+1=2ではない―バイリンガル環境での言語と認知の発達
第3章 早期バイリンガル教育の落とし穴―日常言語と思考・学習の言語の狭間で
第4章 効率の良い言語獲得を目指して―二言語相互発達の理論
第5章 「言語マイノリティ」という壁
第6章 バイリンガルと障害
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
17
言語&認知の学者によるバイリンガル教育についての本。いつからはじめるべきか、弊害など。この本を読んで2カ国語を話せるのはいいことばかりではないことがわかった。2025/12/08
Nobu A
13
松井智子著書初読。最近小説ばかり耽読。反省。久々の仕事関連書。今年10月発刊の新刊ホヤホヤ。最大且つ唯一の収穫はモノリンガル児、バイリンガル児双方に生活言語と学習言語の間に習得の大きな壁が存在すること。前者の方が言語発達過程でその差異を認識し易い。母語と第二言語もしくは外国語両方が中途半端だったら混同するのは容易に推察出来る。この点を闡明したのが大きな学び。腑に落ちる。他方、バドラー後藤裕子先生著「英語学習は早いほど良いのか(15年刊行)」と殆どが被る。上梓のきっかけに御子息を言及。詳細を聞きたかった。2025/12/25
ソーシャ
10
言語発達の研究者である著者がバイリンガルの児童がぶつかる壁を、様々な研究知見を紹介しながらわかりやすく解説した新書。この本でも書かれていますが、バイリンガルのみならずモノリンガルの学習困難児でもぶつかっている壁を詳しく解説しているので、子どもの学習困難の支援をする人は読んでおいたほうがいい一冊です。海外ルーツのある子や海外在住歴がある子の臨床の中でなんとなく気になっていたことがわかりやすく説明されていて、すごく勉強になりました。2025/12/21
マーケ・セールス研究家
3
ウチの子はハーフなのでどうしていいか悩んでいるが、バイリンガル教育で行くとなると親側によっぽどの覚悟が必要だなーと思った。自分がわりと無口な方なのでもっと話しかけてあげなきゃと反省。2025/12/17
Akiro OUED
2
仮説「母語を完璧に操れない=第二言語を習得できない」を明示しないので、論説展開にくどさが見られる。岩波新書編集部が働くママへ忖度したのか。本仮説を拡大解釈すると、日本語習得を託児所に任せっきりにすることは、亡国行為だということだよ。感情を言語化できないガキは、キレる。やれやれ。2026/01/04
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