岩波新書<br> 東京美術学校物語―国粋と国際のはざまに揺れて

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岩波新書
東京美術学校物語―国粋と国際のはざまに揺れて

  • 新関 公子【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320586
  • NDC分類 377.3
  • Cコード C0271

出版社内容情報

東京芸術大学の前身、東京美術学校の波乱の歴史をたどりながら、明治維新以後の日本美術の、西洋との出会いと葛藤を描く。フェノロサ、岡倉天心、黒田清輝、横山大観……。国粋と国際派の勢力争いの中、戦争へと突き進む時代にもまれながら、日本美術はいかに模索され、戦後の近代美術へ展開していったのだろうか。

内容説明

東京芸術大学の前身、東京美術学校の波乱の歴史を『東京芸術大学百年史』を手掛かりに、鮮やかに描き出す。岡倉天心、フェノロサ、黒田清輝、そして横山大観…彼らは西洋とどのように向き合い、日本美術を模索したのか。それは国粋と国際派の勢力争いの中、戦争へと突き進む時代の、日本美術の葛藤の歴史でもあった。

目次

第一章 日本はいつ西洋と出会ったか―キーワードは遠近法
第二章 ジャポニスムの誕生―慶応三年パリ万国博覧会への参加
第三章 欧化を急げ―明治初期の国際主義的文化政策
第四章 反動としての国粋主義の台頭
第五章 美術学校設立の内定とフェノロサ、岡倉の欧米視察旅行
第六章 国粋的美術学校の理念の確立にむけて
第七章 開校された美術学校―フェノロサ、岡倉の教育プログラム
第八章 図案科、西洋画科の開設と岡倉の失脚
第九章 一九〇〇年パリ万国博覧会への参加
第一〇章 正木直彦校長時代の三〇年と七ヶ月
第一一章 和田英作校長時代の四年間
第一二章 戦時下の東京美術学校とその終焉

著者等紹介

新関公子[ニイゼキキミコ]
1940年新潟県長岡市生まれ。1965年東京芸術大学大学院修士課程修了、東京芸術大学芸術資料館(現東京芸術大学大学美術館)に勤務(‐1974年)。2002年東京芸術大学美術館教授、現在、名誉教授。専攻、美術史。2012年『ゴッホ 契約の兄弟―フィンセントとテオ・ファン・ゴッホ』(ブリュッケ、2011)で吉田秀和賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

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国粋vs国際 はざま 工部美校廃校 国粋化へ フェノロサ 美術真説 善美妙想 日本画優位主張 文人画否定 鑑画会 狩野芳崖支援 図画調査会 西洋画vs日本画 狩野芳崖 悲母観音 東西総合 国粋美校開校 洋画家失望 美校教育 古美術模写 岡倉貢献 公共事業 西郷像 楠公像 西洋画科導入 黒田清輝 岡倉失脚 連袂辞職 黒田清輝 正木校長 統制強化 軍事教練 横山大観 和田批判 岡倉思慕 和田英作 油画科 男女共学 松田改組 帝美改革混乱 戦時文展 戦争協力画題 昭和19人事改革 大観主導 国粋 国際 葛藤続く2025/04/24

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