岩波新書<br> 世界の貧困に挑む―マイクロファイナンスの可能性

個数:
電子版価格
¥1,056
  • 電子版あり

岩波新書
世界の貧困に挑む―マイクロファイナンスの可能性

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月21日 05時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320555
  • NDC分類 338.7
  • Cコード C0236

出版社内容情報

世界人口の半分近くが貧困の中にある。生活環境を変えるためにはお金が必要だが、貧しい人々にとってはお金を借りることも返すことも困難だ。ではどうしたらいいのか。――この世界的課題を解決するのが、小さな金融サービス=マイクロファイナンスだ。その実践に取り組む著者が、現状と課題を最前線から伝える。

内容説明

世界人口の半分近くが貧困の中にある。生活環境を変えるためにはお金が必要だが、貧しい人々にとってはお金を借りることも返すことも困難だ。機会の不平等をどうしたらいいのか―この世界的課題を解決するのが、小さな金融サービス=マイクロファイナンスだ。その実践に取り組む著者が、現状と課題を最前線から伝える。

目次

序章 「機会の平等」のための金融包摂
第1章 お金はいかにして回っているのか
第2章 生きるための金融サービス
第3章 金融排除から金融アクセス、金融包摂へ
第4章 マイクロファイナンスの現代史
第5章 金融包摂におけるフィンテックの成果と課題
第6章 マイクロファイナンスは本当に役立っているのか
第7章 未来のマイクロファイナンスはどうあるべきか
終章 日本や先進国からできること

著者等紹介

慎泰俊[シンテジュン]
1981年東京生まれ。朝鮮大学校および早稲田大学大学院ファイナンス研究科卒。モルガン・スタンレー・キャピタルおよびユニゾン・キャピタルを経て、2014年に五常・アンド・カンパニーを創業、途上国における金融包摂に従事している。認定NPO法人Living in Peace、日本児童相談業務評価機関を共同創設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ

84
世界人口の半分近くが未だ貧困の中に居る。生活環境を変えるためにはお金が必要だが貧しい人にとってはお金を借りることも返すことも困難だ。機会の不平等をどうしたらいいのか?…この世界的課題を解決するのが小さな金融サービスマイクロファイナンスだ!とある。著者は民間版世界銀行設立を目指している。大富豪から生活困窮者まで多様な人々に会って話を聞くバランスがとれた賢人の印象だ。私達にもできること。お金と時間の使い方を見直せば社会は確実に変わると。なんらかの活動をする時、それは意義があるかどうか?を考えるようにしよう。2025/04/28

skunk_c

60
バランスの良い問題意識と、抜群の行動力を感じさせる著者による、現代のマイクロファイナンスの現状と課題をわかりやすく解説した書。グラミン銀行で一躍有名になったマイクロファイナンスについて、その成り立ちや歴史、しくみを、お金とか貧困といった超基本レベルから説明している。特に近年のマイクロファイナンスの問題点は、実際にはかなり困難な側面も感じたが、著者自身が実践者としてそれを乗り越えようとする気概を感じる内容だった。また途上国でのスマホ決済のしくみなど、なぜ上手くいくのかが不明だった点が明らかになった。良書。2025/05/12

ひと

16
ムハマド・ユヌス氏がノーベル賞を受賞した際に話題になったグラミン銀行。その後、マイクロファイナンスのような取り組みどうなっているのか追えていなかった。本書は、自身もマイクロファイナンス事業を展開するスタートアップの社長による入門書。金融の初歩からマイクロファイナンスの歴史、今後の展望、自らの夢などが現場目線で語られていて参考になる。「貧困」ということで途上国での機会平等の実現が目標になっているが、日本でも貧困問題がなくなった訳ではない。このアプローチが日本でも応用可能かどうかが気になった。闇金は嫌なので。2025/04/06

Kooya

6
小口の金融サービスを提供するマイクロファイナンスの歴史・課題・展望について論じた本。著者自身が実際にマイクロファイナンスを仕事にしているため、非常に分かりやすい。(コメント欄へ続く)2025/04/26

chiro

4
マイクロファイナンスはムハマドユヌスのグラミン銀行で朧げには知っていたが、著者が語る金融包摂という理念を知りその意義とそれが機会の平等に繋がる事を理解できた。著者の目指す民間版の世界銀行には大きく期待したい。2025/05/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22518586
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。