出版社内容情報
乳幼児は驚異的な「学ぶ力」で言語を習得できる。しかし学校では多くの子どもたちが学力不振に陥り、学ぶ意欲を失ってしまう。なぜ子どもたちはもともと持っている「学ぶ力」を、学校で発揮できないのか。「生きた知識」を身につけるにはどうしたらよいのか。躓きの原因を認知科学が明らかにして、回復への希望をひらく。
内容説明
乳幼児は驚異的な「学ぶ力」で言語を習得できる。しかし学校では多くの子どもたちが学力不振に陥り、学ぶ意欲を失ってしまう。なぜ子どもたちはもともと持っている「学ぶ力」を、学校で発揮できないのか。「生きた知識」を身につけるにはどうしたらよいのか。躓きの原因を認知科学の知見から明らかにして、回復への希望をひらく。
目次
第1部 算数ができない、読解ができないという現状から(小学生と中学生は算数文章題をどう解いているか;大人たちの誤った認識;学びの躓きの原因を診断するためのテスト)
第2部 学力困難の原因を解明する(数につまずく;読解につまずく;思考につまずく)
第3部 学ぶ力と意欲の回復への道筋(学校で育てなければならない力―記号接地と学ぶ意欲;記号接地を助けるプレイフル・ラーニング;生成AIの時代の子どもの学びと教育)
著者等紹介
今井むつみ[イマイムツミ]
1989年慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。94年ノースウェスタン大学心理学部Ph.D.取得。現在、慶應義塾大学環境情報学部教授。専攻:認知科学、言語心理学、発達心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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けんとまん1007
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