岩波新書<br> 記憶の深層―“ひらめき”はどこから来るのか

個数:
電子版価格
¥1,012
  • 電子版あり

岩波新書
記憶の深層―“ひらめき”はどこから来るのか

  • ウェブストアに9冊在庫がございます。(2025年05月24日 07時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320258
  • NDC分類 141.34
  • Cコード C0211

出版社内容情報

試験前の一夜漬け。苦労して覚えても、終わればすぐに忘れてしまう。もっと効果的で効率的な学習方法はないのか。鍵は「記憶」にある。記憶のしくみを深く知り、上手に活かせば答えはひらめく。記憶のアウトソーシングが加速するAI時代。人間の創造性が問われる今こそ必要な、科学的エビデンスにもとづく記憶法のヒントを伝授する。

内容説明

試験前の一夜漬け。苦労して覚えても、終わればすぐに忘れてしまう。もっと効果的で効率的な勉強法はないのか。鍵は記憶だ。記憶のしくみを深く知り、上手に活かせば答えはひらめく。記憶のアウトソーシングが加速するAI時代。人間の創造性が問われる今こそ必要な、科学的エビデンスにもとづく記憶法のヒントを伝授する。

目次

第1章 意味づけの効用(人間は意味を求めてしまう;意味と記憶の関係;知識がなければ理解はできない;記憶を確実にする)
第2章 注意の落とし穴(見えているのに気づかない;ワーキングメモリ;マルチタスクの功罪;不安の棚卸し)
第3章 イメージ記憶術(イメージを活用する;百聞は一見にしかず;イメージへの変換;知識を構造化する)
第4章 記憶に根づかせる(効果的な復習方法;アウトプット学習法;スムーズさのわな)
第5章 連想の力(無意識の記憶;記憶の引き出し方;ひらめきは無意識の底から)

著者等紹介

高橋雅延[タカハシマサノブ]
1958年新潟県生まれ。1981年京都教育大学卒業、1986年京都大学大学院博士課程単位取得退学、1996年京都大学博士(教育学)取得。京都大学助手、京都橘大学助教授などを経て、聖心女子大学教授。2023年退職。聖心女子大学名誉教授。専攻、認知心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ

109
Audibleにて。この手の本は私にとってはやはりリアル本に限ります。忘れっぽい私は本書を聴いて今、1週間。9割5分程忘れています。不甲斐ない!リアル本だと本を読みつつ付箋を付けて読了後1〜3日置いてからノートに見開きで手書きで書いてその後にここに感想を書くのです。1ヶ月後には本書を読んだことすら忘れてしまうかもです。ザックリとは記憶に留めやすくするには知識を構造化することと、イメージ化することだったかなぁ?短期記憶は直ぐ忘れてしまうので大事な事は繰り返し学び、イメージを添付し長期記憶に移行…?ダメだぁ〜2025/03/24

けんとまん1007

71
読み始めて数頁経った頃から、読むのが楽しくて、グイグイ惹きこまれた。記憶の仕組みは、とても興味深い。意味付けをすること、何かに例えることなど、なるほどなあ~。人は、自分が経験したことからしか、アイデアは生み出せないと思っているし、それを裏付けることができた思いがする。その経験も、実体験を基本として考えている。バーチャルの意味もあるだろうが、どこかで行き詰るのではと思う。繰り返しの効用も、やり方次第。やはり、何がしかの形でアウトプットすることがいいんだなあ~と、再認識した。2024/12/17

TS10

26
記憶にまつわる心理学の知見を紹介する。記憶の定着におけるアウトプットの重要性など、既知の内容も多かったが、豊富な実験結果を基にそれらの理解を深めてくれる。知識は記憶される際に、論理的因果関係かカテゴリ分類、連想のいずれかの形をとるとし、本書は連想の効能を強調する。蓋し最も感情的で原始的な記憶方法である連想は、既存の論理にとらわれないからこそ、創造性の源とされるのだろう。他にも、アウトプットが効果的なのは、感情的なコミットが強いからと説明されていたりと、改めて感情の重要性に気付かされた読後感だ。2024/08/23

templecity

18
AIで何でも調べられる現代において、記憶することの重要性が薄れるように思わるが、そうではなくて、色々な創造をするにも様々な知識を身に付けることは重要。そういう中で記憶をするには、それぞれの意味を考えて結びつけることが記憶定着に役立つ。また一旦覚えて、暫く時間をおいて復習することで、覚えだすためにストーリーを考えて記憶が定着する。短時間にやっても単純作業として定着しない。 2024/12/21

武井 康則

12
脳科学でなく、心理学で種々の実験結果を元に記憶、思考についての効果を説明する。教授として学習、成績が眼目だから学生向きかもしれない。意味がなければ覚えられない。インプットよりアウトプットが大事等、今すぐ使える学習法が満載。つまらない記憶術より覿面だろう。実験方法、結果がまだるっこしい。簡略に書いて効果を述べ、実験の詳細は小さい字で片隅に書いておけばいい。余ったスペースにはイラストを入れてジュニア新書にすればいいのに。2024/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22031930
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品