出版社内容情報
世界であいつぐ迫害や人権侵害。「自国第一」を掲げるポピュリズムの台頭。状況が年ごとに複雑になるなか、国際社会は葛藤を抱えつつも難民保護の取り組みを続けている。各国はいかなる論理と方法で受け入れを行なってきたのか。日本の課題は何か。政策研究の知見と実務経験をふまえ、多角的な視点で難民「問題」を考える。
内容説明
世界であいつぐ迫害や人権侵害。「自国第一」を掲げるポピュリズムの台頭。状況が年ごとに複雑になるなか、国際社会は葛藤を抱えつつも難民保護の取り組みを続けている。各国はいかなる論理と方法で受け入れを行なってきたのか。日本の課題は何か。政策研究の知見と実務経験をふまえ、多角的な視点で難民「問題」を考える。
目次
第1章 難民はどう定義されてきたか―受け入れの歴史と論理
第2章 世界はいかに難民を受け入れているか―その1「待ち受け方式」
第3章 世界はいかに難民を受け入れているか―その2「連れて来る方式」
第4章 日本は難民にどう向き合ってきたか
第5章 難民は社会にとって「問題」なのか―難民はそもそも「エリート」
第6章 なぜ「特に脆弱な難民」を積極的に受け入れるのか―北欧諸国の第三国定住政策
著者等紹介
橋本直子[ハシモトナオコ]
1975年、東京都生まれ。オックスフォード大学強制移住学修士号、ロンドン大学国際人権法修士号、サセックス大学政治学博士号取得。在ニューヨーク国連日本政府代表部人権人道問題担当専門調査員、国際移住機関ジュネーヴ本部人身取引対策課プログラム・オフィサー、国連難民高等弁務官事務所北部スリランカ(ワウニヤ事務所)准法務官、外務省総合外交政策局人権人道課国際人権法・人道法調査員、国際移住機関駐日事務所プログラム・マネージャー、一橋大学大学院社会学研究科准教授などを経て、国際基督教大学教養学部政治学・国際関係学デパートメント准教授。(法務省)難民審査参与員、ロンドン大学高等研究院難民法イニシアチブ・リサーチ・アフィリエイト。専攻、国際難民法、強制移住学、庇護政策研究、国際組織論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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