マーガレットコミックス 花と天秤

羽柴麻央

集英社（2013/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 177p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088451374
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

『先生が時々クラスの男子みたいな喋り方をすると先生が先生に見えなくなってなんかドキドキします』
理科教師・須玉がすこし気になる羽衣子。巡る季節が、少女の成長とともに想いのつぼみをはぐくんで──?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ソラ]

生徒と先生との恋愛を描いた作品。主人公のテンションがあんまり高くなくてキャパキャパしてないところが好感だった。

2013/12/23

[桜流し]

【借り物】先生と女子中学生の恋の話。先生との恋の話は得意じゃなくて、あまり読まないのですが、羽柴さんの描く淡さや素朴さが私には丁度良く何度も読み返したくなる作品でした。須玉先生って良い意味で先生っぽくないんですよね。羽衣子ちゃんが好きになった理由が「クラスの男子みたいな喋り方をすると～」のモノローグからよくわかる。先生がいつの間にか相手の姿を目で追っているところも、静かながらも感情の高まりが伝わってきました。また一年一年、季節の移り変わりとともに、心の動きを描いた構成も好きなところ。(コメントへ続く)

2014/03/14

[みやび]

友人からの借り物。王道だけど、すっっごく良かった！心に染みた！絵が可愛かったからかな。これは、また読みたいな。中学生の羽衣子は満員の中のバスで、隣の人の靴をふんでしまい、さらに貧血で倒れてしまう。意識が戻ると、学校の保健室で寝ていた。助けてくれたのは、踏まれた靴の人で須玉先生だった。お礼を言うだけでも、なかなか会えないなんて、なんだかドキドキ。左右違う靴下をおしゃれのためだと言い訳する先生。この先生の自然体が好き。一度は告白するも返事がない先生。これ以上迷惑をかけないように離れる羽衣。→

2014/08/14

[ぐっち]

生徒と先生もの、はあまり得意じゃないのですが、羽柴さんのタッチで本割描かれるとなかなか味わいがありました。羽衣子ちゃんはふわっとかわいくて、惚れちゃうのははわかる気がします。

2013/12/21

[どんぶり]

あわぶばばばば…！なんて可愛いの。女子中学生と先生のお話。先生との恋って歳の差があるからってのもですが、現実味がなくて苦手…なんですがこれは良い♪そこも一応障害になってるんですが、それより愛が勝つってところがまた素敵(^^)好意は女の子の方が先でしたが、その後先生からきちんと気持ちを伝え直すってのがまた良い♪どちらも低温な性格なんですが、そのゆるい雰囲気が私の理想とまた合って心地よかった。私もこの二人みたいな関係を築きたいな～♡１月発売予定の「星の子」というワードが出ていたけど今作品と繋がりあるのかしら？

2013/12/07