岩波新書<br> スタートアップとは何か―経済活性化への処方箋

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岩波新書
スタートアップとは何か―経済活性化への処方箋

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  • サイズ 新書判/ページ数 302p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320135
  • NDC分類 335
  • Cコード C0233

出版社内容情報

イノベーションや雇用創出といった経済活性化への期待も寄せられるスタートアップ(創業間もない企業)。アカデミックな知見に基づきその実態を見定め、不確実性とリスクを負担し勝者になる可能性のある「挑戦者」への適切な支援を考える。新しい事業に取り組む「挑戦者」に対する社会の態度がいま問われている。

内容説明

イノベーションや雇用創出といった経済活性化への期待も寄せられるスタートアップ(創業間もない企業)。アカデミックな知見に基づきその実態を見定め、不確実性とリスクを負担し勝者になる可能性のある「挑戦者」への適切な支援を考える。新しい事業に取り組む「挑戦者」に対する社会の態度がいま問われている。

目次

第1部 スタートアップを知る(研究者の視点で見るスタートアップ;多様な起業家とスタートアップ)
第2部 スタートアップの登場・成功を探る(スタートアップの登場要因;スタートアップの成功要因)
第3部 日本のスタートアップを考える(「起業家の登場」への処方箋;「スタートアップの成長」への処方箋)

著者等紹介

加藤雅俊[カトウマサトシ]
1979年大阪府生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。一橋大学経済研究所専任講師、関西学院大学経済学部専任講師、准教授などを経て、関西学院大学経済学部教授、同アントレプレナーシップ研究センター長。専門分野は産業組織論、アントレプレナーシップの経済学、イノベーションの経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

47
排除効果:新企業登場で市場における既存企業の退出を促す。シュンペーターは「創造的破壊の嵐」と命名(15頁)。人的資本:人々が持つ知識や能力。汎用型人的資本(教育を通して形成される分析や問題解決スキル)と特殊型人的資本(一部業界、職種で力を発揮する知識やスキル)。機会費用:ある選択をすることで失う、他の機会で得られたはずの利益(96頁)。ゾンビ企業:本来存続が可能でないにもかかわらず、銀行による金利減免を通して延命されている。日本経済の低迷の一因(209頁)。新陳代謝や革新が既存企業にこそ必要だ。2024/11/02

おせきはん

24
成功したスタートアップと聞くとGAFAを思い浮かべてしまいますが、実際にはさまざまなスタイルのスタートアップがあることが多くの学術研究成果を踏まえ明らかにされています。スタートアップに関する論点が一通り網羅されており、全体像を俯瞰できました。政府によるスタートアップ支援に対する評価も示唆に富んでいました。2024/05/11

Kooya

4
スタートアップの基礎・成功要因・課題等を包括的に論じた本。スタートアップに関する議論は成功者によるサクセス・ストーリーに焦点が当てられがちだが、本書はあくまでも客観的な視点で議論を進めており、スタートアップの負の部分についても触れている。2024/08/04

お抹茶

3
高成長を持続できる企業は1%未満で,経済活性化のためのスタートアップへの公的支援の正当性は必ずしも自明ではないというのがポイント。近年の研究からは,起業家が過去の企業活動を通して学習するとも言えず,繰り返しの起業を促進すればよいということではない。創業後初期では売上がないケースもあり,資源の拡大や成長の指標としては売上より雇用成長のほうが適切。非効率的な企業が生存しないよう,公的支援では何らかのマイルスートンを達成した場合に限るというような,段階的な支援で企業による努力を引き出す仕組みも必要。2024/06/20

k inoue

2
中小だからスタートアップな訳ではなく企業年齢の若さが重要だと知る事が出来た 爆発的な成長をするためにはしがらみが少ない方が新しい事に取り組みやすいというのがあるのかも知れない また保護ではなく競争という観点が大事ではないかという観点も持つ事が出来た どうしてもゾンビ企業であっても潰れてしまうと失業者を増やすことになってしまうため競争環境を整備することをためらう意識があるのかも知れない でもゾンビ企業を存続させている補助金などを生活保護に回して新陳代謝が進行するのを待つのも一つの手なのではと考えた2025/03/25

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