岩波新書<br> 豆腐の文化史

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岩波新書
豆腐の文化史

  • 原田 信男【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 268p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004319993
  • NDC分類 619.6
  • Cコード C0221

出版社内容情報

昔から広く日本人に愛され、今では健康食として世界を席巻しつつある豆腐。それはいつ、どこで誕生し、日本でどう受容されてきたのか。料理法や派生食品も含めて考察、さらに風土に根ざした様々な豆腐を日本各地にたずね、不思議な白い食べ物の魅力をトータルに描き出す。食文化研究の第一人者による渾身の書下ろし。

内容説明

昔から広く日本で愛され、今では健康食として世界中の人々を魅了している豆腐。それはいつ、どこで誕生し、どのように受容されてきたのか。文献史料の博捜に加えて、風土に根ざした様々な豆腐を日本各地にたずね歩き、料理法や派生食品も含めて、不思議な食べ物の来歴を総合的に描き出す。食文化史研究の第一人者による決定版。

目次

第1章 大豆から豆腐へ
第2章 豆腐の登場
第3章 日本への伝来と普及
第4章 豆腐と庶民
第5章 さまざまな豆腐
第6章 『豆腐百珍』のこと
第7章 豆腐の近代
第8章 豆腐と生活の知恵
第9章 沖縄の豆腐

著者等紹介

原田信男[ハラダノブオ]
1949年栃木県宇都宮市生まれ。日本生活文化史専攻。札幌大学女子短期大学部専任講師を経て、国士舘大学教授。ウィーン大学客員教授、国際日本文化研究センター客員教授、放送大学客員教授を歴任。現在、国士舘大学名誉教授、京都府立大学客員教授、和食文化学会会長。著書『江戸の料理史―料理本と料理文化』(中公新書、1989年、サントリー学芸賞受賞)、『歴史のなかの米と肉―食物と天皇・差別』(平凡社選書、1993年、小泉八雲賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

133
当たり前のように食べてきた豆腐だが、これほど深い歴史があるとは思わなかった。前漢期の中国に誕生して平安日本に伝来し、室町には庶民の口に入るようになる。江戸時代には各地に名産地が生まれ、豆腐料理が広まるまでを豊富な史料と絵図で辿っていく姿は読んでいて楽しい。特に様々な種類の豆腐が考案され、専門料理本『豆腐百珍』が刊行されるほどの人気になる部分は、外国の食材を取り込んでしまう点で洋食の先駆にも思えた。町の豆腐店が消えてスーパーで買うものになってしまった豆腐だが、下手なサプリよりよほど重要な健康食品ではないか。2024/06/02

よっち

33
昔から広く日本人に愛され今では健康食として世界を席巻しつつある豆腐。いつどこで誕生し日本でどう受容されてきたのか。不思議な豆腐の魅力を描き出す一冊。大豆がどう栽培されて日本の食文化に取り入れられ、豆腐となっていったのか。豆腐における水の重要性、豆腐を巡る淮南王劉安の伝承から始まる中国で誕生した豆腐の歴史、日本への伝来と普及、朝鮮半島からの伝来説、庶民の食べ物としての豆腐、豆腐百珍や豆腐集説、様々な派生食品や豆腐状商品、豆腐業界や生活の知恵、沖縄の豆腐など、これ一冊でいろいろと分かるなかなか濃い内容でした。2024/01/26

22
豆腐だいすき。紀元前二世紀に豆腐を発明してくれた淮南王劉安ありがとうありがとう。巻頭の藤や菜の花の入った宮崎の豆腐、色がきれいに残ってすごいなあ。日本には空海伝説はあるけど、史料で確実なのは1183年に春日大社に供えたやつとのこと。女工哀史のおかずが大根2きれの汁と焼き豆腐だけなの許しがたい。しかし豆腐味噌醤油が江南から伝わってこなかったら、日本もさすがに動物タンパク質を獲る国にはなってたんだろうなあ。2024/04/29

ガットウ

22
★★★★4.0点。中小企業分野調整法なんて始めて知った。豆腐のルーツより、近代以降の豆腐業界のハナシに興味を持ちました。2024/02/09

とんかつラバー

20
豆腐の起源、調理法、派生食品…ここまで調べたのに脱帽。乾燥させたり燻蒸して味噌や麹に漬けるやつは味付けというより昔の人が知恵と工夫で編み出した保存法だが、うま味成分たっぷりなのが伝わってきて読んでるだけでヨダレが溢れ酒が飲みたくなる。沖縄のあちこーこー豆腐は出来立ての熱々を食べるものだが、行政の介入で厳しい基準が設けられ絶滅状態に。いぶりがっこもそうだけどデスマフィンは野放しで食品衛生とはなんぞや?豆腐百珍は江戸時代に出版された豆腐料理のレシピだが谷崎潤一郎は全部作らせて食べたらしい2024/11/26

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