出版社内容情報
コロナ禍は、「ケアする性」を直撃した災害でもあった・・・。世界各地で「女性不況」と課題視されたにもかかわらず、なぜ日本の女性たちの雇用危機は無いことにされ、放置されてきたのか。社会に埋め込まれた「不可視化と沈黙」を生み出す六つの仕掛けを浮き彫りにし、女性たちの模索をたどる。危機はまだ終わっていない。
内容説明
コロナ禍は、「ケアする性」を直撃した―。世界各地で「女性不況」と課題視されたにもかかわらず、なぜ日本の女性たちの雇用危機は無いことにされ、放置されてきたのか。社会に埋め込まれた「不可視化と沈黙」を生み出す六つの仕掛けを丹念に浮き彫りにし、女性たちの懸命の模索をたどる。
目次
序章 「女性発」の見えない脅威
第1章 「夫セーフティネット」という仕掛け
第2章 「ケアの軽視」という仕掛け
第3章 「自由な働き方」という仕掛け
第4章 「労働移動」という仕掛け
第5章 「世帯主主義」という仕掛け
第6章 「強制帰国」という仕掛け
第7章 新しい女性労働運動の静かな高揚
終章 「沈黙の雇用危機」との闘い方
著者等紹介
竹信三恵子[タケノブミエコ]
ジャーナリスト、和光大学名誉教授。朝日新聞社記者、和光大学教授などを経て、現職。NPO法人官製ワーキングプア研究会理事。2009年貧困ジャーナリズム大賞受賞。『ルポ雇用劣化不況』で2009年度日本労働ペンクラブ賞受賞。2022年『賃金破壊』で日隅一雄・情報流通促進賞特別賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
崩紫サロメ
駒場
どら猫さとっち
てくてく
瀬希瑞 世季子