岩波新書<br> カラー版 名画を見る眼〈2〉―印象派からピカソまで

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岩波新書
カラー版 名画を見る眼〈2〉―印象派からピカソまで

  • 高階 秀爾【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004319771
  • NDC分類 723
  • Cコード C0271

出版社内容情報

本書は、西洋美術鑑賞の懇切な手引きとして好評の『名画を見る眼』のカラー版である。モネに始まる近代の名画14点、そして同時に鑑賞したい絵画を多数収載。題材や技術だけでなく歴史的・思想的背景、くわえて画家の個性が感じられるエピソードを交えながら解説した。刊行より半世紀を超え、著者監修の決定版をお届けする。

内容説明

誰よりも光を愛し光に憧れたモネ、「世紀末」の時代の画家ムンク、自己の創造の意味をはっきりと自覚していたピカソ…。印象派から抽象絵画へと続く近代の名画を紹介し、激動の絵画史を辿る。鑑賞の基礎が示されるだけでなく、本巻では日記や手紙など画家の言葉が絵と出会い響きあう。西洋美術史入門の大定番、名著刷新。

目次

1 モネ「パラソルをさす女」―光への渇望
2 ルノワール「ピアノの前の少女たち」―色彩のハーモニー
3 セザンヌ「温室のなかのセザンヌ夫人」―造形のドラマ
4 ファン・ゴッホ「アルルの寝室」―不気味な内面世界
5 ゴーギャン「イア・オラナ・マリア」―異国的幻想
6 スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」―静謐な詩情
7 ロートレック「ムーラン・ルージュのポスター」―世紀末の哀愁
8 ルソー「眠るジプシー女」―素朴派の夢
9 ムンク「叫び」―不安と恐れ
10 マティス「大きな赤い室内」―単純化された色面
11 ピカソ「アヴィニョンの娘たち」―キュビスムの誕生
12 シャガール「私と村」―回想の芸術
13 カンディンスキー「印象・第四番」―抽象絵画への道
14 モンドリアン「ブロードウェイ・ブギウギ」―大都会の造形詩

著者等紹介

高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932(昭和7)年、東京に生まれる。53年、東京大学教養学部卒業、同大学大学院で美術史を専攻。54‐59年、パリ大学附属美術研究所で近代美術史を専攻。国立西洋美術館主任研究官、文部技官などを経て、79年、東京大学教授。92年、国立西洋美術館館長(‐2000年)。現在、大原美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

90
先月に続いて今月も、「名画を見る眼」のカラー版の続編が再刊行されました。ここでは印象派からモンドリアンまで14人の画家の作品が楽しめます。1971年に刊行されていますがこのような本は内容があまり変わらないので、いま読んでも絵画がカラー化されたこともあり古臭さは感じません。とくにモネとピカソは楽しめました。モネというとすぐ代表的な「睡蓮」が多いのですがここでは「パラソルをさす女」ということで私の好きな作品であることと藤原伊織の「テロリストのパラソル」をイメージすることもあり印象に残りました。2023/06/29

keroppi

78
モネからモンドリアンまで、14人の近代絵画の画家が取り上げられている。1巻目と画家たちのアプローチが大きく変わる。写実的なものから画家が何を表現するかになってきているようだ。それは、チューブ入りの絵の具や写真の発明にもよるが、絵画が王侯貴族のものから一般人のものになってきたこともあるかもしれない。一つ一つの絵に対して、1巻目の絵画との比較も交え丁寧に解説されている。実物を見た絵画もあり、より深く理解が出来たように思う。2023/08/06

むらさき

23
面白かった。 特に最後のムンク⇒マティス⇒ピカソ⇒シャガール⇒カンディンスキー⇒モンドリアンの流れは勉強になった。 キュビスム辺りから楽しみ方がわからなくなるんですよね。。。 この本でなにを描こうとしたのかを知るととても納得した。 俳句に似た感じを受けてる。 制約のある状態でどれだけ自分の美意識(美的感覚?)を伝えられるかを突き詰めてる。 西洋ぽいなと思うのは、自己の精神性を対象にしようとしているように見えるところですね。 自分はここまでくると作者の背景を知らないと楽しめないかも。。。2024/03/24

ラウリスタ~

14
高階氏による1971年の書籍、カラー版で親書化。取り上げられている作品は、最近の三浦篤『まなざしのレッスン2』とだいぶかぶっているので、高階-三浦と基本的な教育方針は継承されているんだなと勝手に納得。画家とその代表作を取り上げ、それを説明、最後に画家の来歴を説明、という流れ。各章で独立しているので読みやすい。1がマネまで、この2がルノワール(印象派)以降。印象派とポスト印象派への変革がよく分かる構成。色のマティスと形態のピカソなど、大まかな関係図が見える。研究ではなく教育用なので、大学生(学部)用に最適か2024/02/15

のり

13
知っている画家が多いからⅡから読んだけど多分失敗した。Ⅰから順番に読むべきなんだろうな。カラー印刷で名画が解説されているので分かりやすい。作品の説明だけでなく画家の生い立ちも書かれていたし、彼らの言葉なども紹介されており、何を思ってその名画を描いたと考えられるのか解説されていてとても良いです。印象派からフォーヴィスム、キュビスムそして抽象絵画への流れについて、初心者でも分かりやすく面白かった。驚いたのは紹介されている名画たちはわずか60年程の間に描かれたということ。大満足でした。Ⅰも早く読みたい。2023/08/02

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