出版社内容情報
ウィーンはいかにして「音楽の都」になったのか。十八世紀後半のウィーンでは、宮廷や教会などによる支援、劇場の発展、音楽教育の普及と聴衆の拡大、演奏会や舞踏会の展開など、多彩な要素が相互に作用しながら、音楽文化が重層的かつ豊かに形成されていった。膨大な同時代の史資料を駆使して描かれる「音楽の都」の実像。
内容説明
ウィーンはいかにして「音楽の都」になったのか。十八世紀後半のウィーンでは、宮廷や教会などによる支援、劇場の発展、音楽教育の普及と聴衆の拡大、演奏会や舞踏会の展開など、多彩な要素が相互に作用しながら、音楽文化が重層的かつ豊かに形成されていった。膨大な同時代の史資料を駆使して描かれる「音楽の都」の実像。
目次
第1章 「音楽の都」を誕生させた都市―ウィーンの社会、宗教、生活
第2章 権力者と音楽―ウィーンの皇帝、貴族、教会
第3章 ウィーンの劇場と音楽―オペラ、バレエ、ジングシュピール、ヘッツ
第4章 ウィーンの音楽教育と聴衆の形成
第5章 音楽演奏の普及
第6章 舞踏会と公開演奏会の展開
終章 「音楽の都」誕生の後
著者等紹介
グローマー,ジェラルド[グローマー,ジェラルド] [Groemer,Gerald]
1957年アメリカ合衆国生まれ(国籍はオーストリアと米国)。ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院博士課程修了、音楽博士(ピアノ)。東京藝術大学大学院音楽研究科博士課程修了、芸術博士(音楽学)。音楽学・芸能史専攻。山梨大学教育学部(音楽教育)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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