出版社内容情報
二〇二〇年一〇月一日、時の首相・菅義偉は、日本学術会議から新会員として推薦を受けた一〇五名のうち六名の任命を拒否した。この民主主義や法から学問のあり方にまで禍根を残した事件から一年半。しかし、いまだ問題は終わっていない。日本社会の矛盾に直面した当事者六名が、その背景と本質を問う。
内容説明
二〇二〇年 一〇月一日、時の首相・菅義偉は、日本学術会議から新会員として推薦を受けた一〇五名のうち六名の任命だけを拒否した。この事件は、いったい私たちに何を問いかけているのか。民主主義や法、学問のあり方…日本社会の矛盾に直面した当事者六名が、その背景と本質を問う。
目次
1 学術会議会員任命拒否問題の歴史的な意味
2 現代日本と軍事研究―日本学術会議で何が議論されたのか
3 反憲法政治の転換を
4 日本学術会議会員任命拒否事件の現段階
5 ポスト真実の政治状況と人文知
6 政治と学問、そして民主主義をめぐる対話
著者等紹介
芦名定道[アシナサダミチ]
1956年生まれ。京都大学名誉教授、関西学院大学教授。キリスト教思想
宇野重規[ウノシゲキ]
1967年生まれ。東京大学社会科学研究所教授。政治思想史、政治哲学
岡田正則[オカダマサノリ]
1957年生まれ。早稲田大学法学学術院教授。行政法
小沢隆一[オザワリュウイチ]
1959年生まれ。東京慈恵会医科大学教授。憲法学
加藤陽子[カトウヨウコ]
1960年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。日本近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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