出版社内容情報
キリスト教勢力とイスラーム勢力とが対峙・共存した中世、「太陽の沈まぬ帝国」を築きあげた近世──ヨーロッパとアフリカ、地中海と大西洋という四つの世界が出会う場として、独特な歩みを刻してきたスペイン。芸術・文化・宗教や、多様な地域性に由来する複合的国家形成にも着目して、個性あふれるその通史を描く。
内容説明
キリスト教勢力とイスラーム勢力とが対峙・共存した中世、「太陽の沈まぬ帝国」を築きあげた近世―ヨーロッパとアフリカ、地中海と大西洋という四つの世界が出会う場として、独特な歩みを刻してきたスペイン。芸術・文化・宗教や、多様な地域性に由来する複合的国家形成にも着目して、個性あふれるその通史を描く。
目次
第1講 「スペイン」の歴史の始まり 黎明期~4世紀
第2講 西ゴート王国からアンダルスへ 5世紀~15世紀
第3講 多様性のなかの中世世界 8世紀~15世紀後半
第4講 カトリック両王の統治からスペイン君主国へ 15世紀末~16世紀
第5講 スペイン君主国の衰退 17世紀
第6講 カトリック的啓蒙から旧体制の危機へ 18世紀~19世紀初頭
第7講 革命と反革命の時代 19世紀前半~1870年代
第8講 王政復古体制からスペイン内戦まで 1870年代~1930年代
第9講 フランコの独裁体制 1939年~1975年
第10講 民主化の進展と自治州国家体制 1970年代~現在
著者等紹介
立石博高[タテイシヒロタカ]
1951年、神奈川県生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。同志社大学助教授、東京外国語大学教授、東京外国語大学長をへて、現在、東京外国語大学名誉教授。専攻―スペイン近世・近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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アキ
skunk_c
まえぞう
A.T
崩紫サロメ