出版社内容情報
霞が関の官僚から北海道に身を投じ、地方の課題解決に取り組んできた著者が、自らの活動から得られたさまざまな気づきや、地方を活性化させるためのヒントを惜しみなく披露。「中央の発想」にとらわれない、地方独自の物差しで洞察することから生まれてくる新たな発想やユニークな実践活動の数々を紹介する。
内容説明
霞が関の官僚から北海道の地方大学に身を投じ、日本のみならず、世界の辺境の地の課題解決をも請け負ってきた著者が、自らの実践活動から得られた気づきや、地方活性化のためのヒントを語る。「中央の発想」にとらわれない、地方から生まれた新たな発想やユニークな取り組みの数々を紹介する。
目次
第1章 健全な国のかたちを目指して―コロナの教訓、一極集中のリスク(コロナ危機の教訓から―壮大な社会実験;ゆがむ国土―集中による格差拡大と若者の偏在;分散型、分権型の国づくり―地方の力を活かす)
第2章 辺境からの発想―ハンディをエネルギーに(地元不在の北方領土交渉―地方の知恵と経験を活かす領土交渉を;沖縄戦略―基地問題と独自の地域政策;中央アジアの試練―辺境が輝くために)
第3章 共生の思想―独占と排除を超えて(コモンズ―排除から共生へ;地方に根づく共生の知恵―コモンズの展開;外国人との共生―多文化を力に、ニセコ地域の経験)
第4章 連帯のダイナミズム―つながりと信頼が生み出す力(生活保護から自立へ―釧路市発の自立支援策;地方文化の発信―デジタル書籍から広がる連帯の輪;ブラックアウトの教訓―最適な分散へ)
著者等紹介
小磯修二[コイソシュウジ]
1948年生。北海道大学公共政策大学院客員教授。北海道観光振興機構会長。地域研究工房代表理事。地域政策プランナー。京都大学法学部卒業。北海道開発庁、国土庁、釧路公立大学学長、北海道大学特任教授等を経て、2020年から現職。専門は地域開発政策、地域経済。途上国等での国際協力活動にも長く従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
まると
おせきはん
大先生
ナン