岩波新書
ユーラシア動物紀行

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004317579
  • NDC分類 482.2
  • Cコード C0245

出版社内容情報

日本列島の動物たちのふるさとユーラシア大陸.壮大な時空間で繰り広げられる動物地理学研究の世界へご招待.

はじめに

第1章 動物地理学研究ことはじめ
第2章 北欧フィンランドの動物と歴史
第3章 水の都サンクトペテルブルクと動物学博物館
第4章 ヴォルガ川の流れと動物の境界線
第5章 東西を分けるウラル山脈とヒグマ
第6章 シベリアとマンモス
第7章 バイカル湖とザバイカルの動物
第8章 極東とシマフクロウ
終 章 旅のおわり――動物地理学の未来

あとがき
引用・参考文献

増田 隆一[マスダ リュウイチ]
著・文・その他

内容説明

広大なユーラシア大陸は日本列島の動物のふるさとだ。北欧フィンランドから始まる旅は水の都サンクトペテルブルクの動物学博物館を経て大自然の中へ。ヴォルガ川の動物たち、ウラル山脈のヒグマ、シベリアのマンモス、バイカル湖の動物、そして極東のシマフクロウを追う。壮大な時空間に広がる動物地理学研究の世界へご紹待。

目次

第1章 動物地理学研究ことはじめ
第2章 北欧フィンランドの動物と歴史
第3章 水の都サンクトペテルブルクと動物学博物館
第4章 ヴォルガ川の流れと動物の境界線
第5章 東西を分けるウラル山脈とヒグマ
第6章 シベリアとマンモス
第7章 バイカル湖とザバイカルの動物
第8章 極東とシマフクロウ
終章 旅のおわり―動物地理学の未来

著者等紹介

増田隆一[マスダリュウイチ]
1960年、岐阜県生まれ、1989年、北海道大学大学院理学研究科博士後期課程修了(理学博士)。アメリカ国立がん研究所研究員を経て、現在、北海道大学大学院理学研究院教授。専門、分子系統進化学、動物地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんがく

13
動物地理学という初めて触れる分野。生物学的な話だけかと思いきや、榎本武揚などの歴史的な話や、紀行文的な内容もある。フィンランド~ロシア~北海道の同緯度地帯における動物の分布を研究。興味深かったが、やや物足りない。2019/05/10

Tomomi Yazaki

9
これは、動物地理学という耳慣れない学術と系統分類学の先生が様々な国を巡り、分類の確認や新たな発見をする旅の記録である。見開きのカラー写真でも、好奇心が抑えきれない。だが気になったのは絶滅危惧種の他の地域からの導入。キーストン生物であるヨーロッパビーバーが絶滅すると植生や水生動物が死滅し、それを食物とする鳥やうさぎなどの小動物の絶滅が危惧される。その為、新たにビーバーを導入する計画がある。絶滅の要因は人間のエゴ。しかも絶滅を食い止め、現在の生物相を維持しようとするのも人間の損得勘定からくるエゴに他ならない。2020/03/17

雲をみるひと

7
作者が専門の動物地理学のトピックを研究の対象エリアであるフィンランドやロシアのトピック、作者の訪問記を交えて紹介する手法。とっつきやすい訪問記等が加わることで、内容がわかりやすくなっている。一方、大変興味深い動物地理学をとことん追求した著作も読んでみたくなった。2019/02/25

takao

2
ふむ2023/06/11

じゃすてぃん

2
フィンランドが一軒置いた隣国というイメージはなかった 2020/08/16

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