出版社内容情報
ハーバード大学客員教授として一年間、ライシャワー日本研究所に滞在した著者が、非日常が日常化した異様な政権下の社会を、中心近くの崖っぷちから観察した記録。黄昏の「アメリカの世紀」の現実とその向かう先は?
内容説明
ハーバード大学客員教授として一年間、ライシャワー日本研究所に滞在した著者が、アメリカ社会を中心近くの崖っぷちから観察した記録。非日常が日常化した異様な政権下、この国が抱える深い暗部とそれに対抗する人々の動きをリアルタイムで追う。黄昏の「アメリカの世紀」の現実とその未来について考察する。
目次
はじめに トランプのアメリカに住む 2017‐18
第1章 ポスト真実の地政学―ロシア疑惑と虚構のメディア
第2章 星条旗とスポーツの間―NFL選手の抵抗
第3章 ハーバードで教える―東大が追いつけない理由
第4章 性と銃のトライアングル―ワインスタイン効果とは何か
第5章 反転したアメリカンドリーム―労働者階級文化のゆくえ
第6章 アメリカの鏡・北朝鮮―核とソフトパワー
終章 NAFTAのメキシコに住む―1993‐94
あとがき―キューバから眺める
著者等紹介
吉見俊哉[ヨシミシュンヤ]
1957年東京都生まれ。1987年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院情報学環教授。専攻は社会学・文化研究・メディア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件



