出版社内容情報
戦場に派遣され、戦後、経営者として名声を築いた人たち。若き頃の苛烈な「戦争体験」は、彼らのその後の生き方や企業経営にどのような影響を与えたのか。企業取材歴四〇年の過程で出会った経営者たちの肉声を通して考える。
内容説明
戦地に赴き、戦後は経営者として活躍し、地位と名声を築いた人たちがいる。彼らの若き頃の苛烈な「戦争体験」は、その後の生き方や企業観、経営手法に、どのような影響を及ぼしたのか。企業取材歴四十年のノンフィクション作家が、取材の過程で出会った経営者たちの肉声をふり返りながら考える。
目次
第1章 戦地に赴くということ(堤清二;父・康次郎の出現 ほか)
第2章 日本軍は兵士の命を軽く扱う(ケーズデンキ・加藤馨名誉会長の「お別れ会」;「戦争ほど悲惨で残酷なものはありません」 ほか)
第3章 戦友の死が与えた「生かされている」人生(ワコール会長の神がかり的な発言;「絶対に商人になる」 ほか)
第4章 終わらない戦争(ある商社マンの戦争体験;「オレは、いまから鬼になる」 ほか)
著者等紹介
立石泰則[タテイシヤスノリ]
1950年北九州市生まれ。ノンフィクション作家、ジャーナリスト。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。経済誌編集者、週刊誌記者等を経て、88年に独立。『覇者の誤算 日米コンピュータ戦争の40年』(日本経済新聞社)により第15回講談社ノンフィクション賞を受賞。『魔術師 三原脩と西鉄ライオンズ』(文藝春秋)により第10回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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