出版社内容情報
ミクロ経済学はつまずきの石だ。無差別曲線、限界効用、ナッシュ均衡、……。ミクロの迷宮に落ち込んだら最後、入門書すら歯が立たなくなる。やる気をなくす前に、ともかく読んでほしい「入門の入門」。数式は一切なし。シンプルな図だけで基本を説明する。サクッと読めてきちんとわかる、学び始め、学び直しに最適のテキスト。
内容説明
ミクロ経済学はシンプルで前提知識を要しない、非常に学びやすい学問だ。無差別曲線や限界費用などの基本から、標準的な均衡理論、ITサービスの理解に欠かせないネットワーク外部性まで。数式でなくコンパクトな図で説明する「入門の入門」。これからミクロを学び始める人、ミクロが分からなくて困っている人に最適の一冊。
目次
第1章 無差別曲線―ひとの好みを図に描く
第2章 予算線と最適化―何が買えて何を選ぶのか
第3章 需要曲線―いくらなら、いくつ買うのか
第4章 供給曲線―いくらなら、いくつ作るのか
第5章 市場均衡―市場で価格はどう決まるのか
第6章 外部性―他人が与える迷惑や利益
第7章 独占と寡占―さまざまな種類の市場
第8章 リスクと保険―確実性と不確実性
第9章 公共財―なぜみんなに大事なものは、いつも足りないのか
第10章 再分配―格差と貧困をどう測るか
著者等紹介
坂井豊貴[サカイトヨタカ]
1975年広島県生まれ。1998年早稲田大学商学部卒業、2000年神戸大学経済学修士課程修了、2005年ロチェスター大学経済学博士課程修了(Ph.D.)。横浜市立大学経営科学系、横浜国立大学経済学部、慶應義塾大学経済学部の准教授を経て、慶應義塾大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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