内容説明
史上初めて、京都から百里以上を隔てる僻遠の地に創られ、以後百五十年にわたって存続した新たな政権、鎌倉幕府。朝廷と並立する統治のあり方はなぜ生まれたのか。そのことは日本社会をどう変えたのか。源平争乱から幕府誕生、執権政治の時代、そしてモンゴル戦争を経て崩壊に至るまで、鎌倉幕府の時代を描ききる。
目次
第1章 鎌倉幕府の成立と朝廷
第2章 執権政治の時代
第3章 モンゴル戦争
第4章 徳政と専制
第5章 裁判の世界
第6章 鎌倉幕府の滅亡
著者等紹介
近藤成一[コンドウシゲカズ]
1955年東京都に生まれる。1982年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学史料編纂所教授。専攻は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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