岩波新書
学校の戦後史

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004315360
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0237

内容説明

学校の戦後史は、実社会との関係史である。民主主義社会の担い手づくりを、高度成長を担う人材育成を、低成長時代に入ると新自由主義とグローバル化への対応を求められてきた学校は、その過程で生じた子どもとの乖離によって内側から揺さぶられている―現在の論点を、戦後七〇年のスパンで捉え、次世代の課題を見据える。

目次

序章 就学・進学動向からみる戦後―学校の受容と定着
第1章 「日本の学校」の成立―近代学校の導入と展開
第2章 新学制の出発―戦後から高度成長前
第3章 学校化社会の成立と展開―経済成長下の学校
第4章 学校の基盤の動揺―一九九〇年代以降
終章 学校の役割と課題―戦後学校制度の再考

著者等紹介

木村元[キムラハジメ]
1958年石川県に生まれる。1990年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。専攻は教育学・教育史。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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