岩波新書<br> 自閉症スペクトラム障害―療育と対応を考える

個数:
電子版価格
¥836
  • 電子版あり

岩波新書
自閉症スペクトラム障害―療育と対応を考える

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月08日 19時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004314011
  • NDC分類 378.6
  • Cコード C0247

出版社内容情報

高機能自閉症(アスペルガー症候群)および言葉の出ないカナー型自閉症は,連続的な一つの障害,自閉症スペクトラム障害と考えられている.発達障害の一つであり,他の発達障害との合併もある.症状の改善をめざす療育法と,社会的スキルを上げる訓練方法を解説.就園・就学,思春期から社会人まで,社会適応の道を探る.

内容説明

高機能自閉症(アスペルガー症候群)および言葉の出ないカナー型自閉症は、連続的な一つの障害、自閉症スペクトラム障害と考えられている。発達障害の一つであり、他の発達障害との合併もある。症状の改善をめざす療育の方法と、社会的スキルを上げる訓練方法を解説。就園・就学・思春期から社会人まで、社会適応の道を探る。

目次

第1部 自閉症と発達障害(自閉症の診断;発達障害;ADHDと学習障害―重なりの問題)
第2部 療育の基本(言葉を話せなくても療育がある;療育の考え方;さまざまな療育方法;診療の現状)
第3部 高機能自閉症への対応(社会生活のためのトレーニング;就園と就学;思春期から成人期まで;そのほかのヒントとまとめ)

著者等紹介

平岩幹男[ヒライワミキオ]
1951年戸畑市(現北九州市)生まれ、東京大学医学部卒業。医学博士。三井記念病院、帝京大学医学部、戸田市立医療保健センターを経て、2007年Rabbit Developmental Research開設。日本小児保健協会理事、日本小児科学会監事、埼玉小児保健協会会長を務める。東京大学医学部非常勤講師。2003年母子保健奨励賞、毎日新聞社賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

75
自閉症スペクトラム障害の入門書。発達障害を抱えた当事者や家族に向けて、その療育方法と社会的生活のスキルをどう身につけるかを紹介している。最終目標は、当事者が自分に自信のもてる「セルフエスティーム(自尊感情)」の高い状況を保つことである。著者は発達障害を「発達の過程で明らかになる行動やコミュニケーションなどの障害で、現在では根本的な治療はないけれども、適切な対応をすることによって社会生活上の困難は軽減される障害」と定義している。これは、障害を個人の問題とするのではなく、環境との関係でとらえる考え方と重なる。2015/06/19

k5

60
離れて暮らす子どもがASDの診断を受けていると言われて読んでみました。ときどき会う限りでは、別に変わったところもないし、詳細は教えてもらえないのでよくわからないのですが、この本を読んでみたら、人の目を見ないとか、急な予定の変更にストレスを感じるとか、どちらかというと自分のことを言われている気になったので、たぶん子どももそうなのでしょう。療育のところで出てきた、「ほめるのは蓄積するけど、叱るのは慣れるだけ」という表現をはじめ、腑に落ちる内容が多く、良い本なのではないかと思いました。2023/11/19

スパイク

24
自閉症に関することが分かり易く書かれていて勉強になりました。自閉症ってこんなのよ、だけにとどまらず、だからどうしたらいいのかの方向性が具体的に示されていて、この本をきっかけにもっと勉強しないといけないなと思いました。当事者でないかぎり読んでみようという気持ちにはなりにくいと思いますが、発達障害全体でみると人口の1~10%が(グレーゾーンに含まれる人も多いための統計のばらつき)該当するようなので100人(10人)知ってる人がいれば1人は該当する。ってことは、ほとんどの人が当事者ってこと。イイ本だと思います。2015/05/18

呼戯人

19
ギフテッドという才能と自閉症スペクトラム障害を抱えた孫のために読んだ本。主に、カナー型の自閉症スペクトラム障害への対応を説明している本。懇切丁寧に、なるべく障害が目立たず、凸凹が小さくなるように育て行ける方法が書いてある。スモール・ステップを刻んで褒めて伸ばすという方法を書いているので、それを孫にもしてあげられるように、親と一緒にじいじの私も読んでみた。すると孫の話言葉が突然進歩した。ほんのちょっとしたことで、幼児は成長する。読み書きは相変わらず凄いスピードで進歩している。2023/06/26

ヒラP@ehon.gohon

15
新書なので平易に書こうとしていることはわかるけれど、極めて専門領域の内容でした。障害者を抱える家族として、障害者に係わる者として、ある程度の知識を持っている人対象の解説書と受けとりました。2019/12/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5672987
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品