岩波新書<br> 北朝鮮現代史

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岩波新書
北朝鮮現代史

  • 和田 春樹【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 245,/高さ 17cm
  • 商品コード 9784004313618
  • NDC分類 221.07
  • Cコード C0222

出版社内容情報

1948年9月9日に建国して60年余,朝鮮民主主義人民共和国は独自の道を歩んできた.その原点となる満州での抗日闘争の時代から,金正日総書記の死までを記す通史.冷戦による分断の悲劇がもたらした朝鮮戦争,戦後の社会主義化と金日成の遊撃隊国家,さらに金正日による先軍政治(正規軍国家)までの激動の歴史を描く.

内容説明

一九四八年九月九日に建国して六〇年余、朝鮮民主主義人民共和国は独自の道を歩んできた。その原点となる満州での抗日闘争の時代から、金正日総書記の死までを記す通史。冷戦による分断の悲劇がもたらした朝鮮戦争、戦後の社会主義化と金日成の遊撃隊国家、さらに金正日による先軍政治(正規軍国家)までの激動の歴史を描く。

目次

第1章 金日成と満州抗日武装闘争―一九三二~一九四五
第2章 朝鮮民主主義人民共和国の誕生―一九四五~一九四八
第3章 朝鮮戦争―一九四八~一九五三
第4章 復興と社会主義化―一九五三~一九六一
第5章 遊撃隊国家の成立―一九六一~一九七二
第6章 劇場国家の明と暗―一九七二~一九八二
第7章 危機と孤立の中で―一九八三~一九九四
第8章 金正日の「先軍政治」―一九九四~一九九九
第9章 激震の中の北朝鮮―二〇〇〇~二〇一二

著者等紹介

和田春樹[ワダハルキ]
1938年大阪に生まれる。東京大学文学部卒業。東京大学社会科学研究所教授、所長を経て、東京大学名誉教授、東北大学東北アジア研究センター・フェロー。専攻はロシア・ソ連史、現代朝鮮研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nnpusnsn1945

67
北朝鮮の通史として上手くまとまっている。金日成の誕生から金正日の死去までを描いているが、あくまでも政治史が中心の記述である。パルチザン時代の金日成は偽物ではなく、指揮官としての役目を果たしていたようだ。平井久志氏の著書も信頼しうる物として紹介されているので、併読を推奨する。講談社学術文庫の『金日成』も和田氏が解説しているので良い。2021/08/02

樋口佳之

23
金正日はアメリカとの対話を求めた。その気持ちは切ないほどの熱望/われわれは六者協議を通じて、アメリカとの二重唱を歌いたいと考えている。われわれはのどがかれるまでアメリカと歌を歌う考えである。その成功のために周辺国によるオーケストラの伴奏をお願いしたい。伴奏がすばらしければ、二重唱は一層よくなる。/2018/04/22

skunk_c

21
社会主義国の歴史の泰斗がコンパクトにまとめたもの。金日成体制を理解するため、満州抗日武装闘争から書き起こしているのは本書の金日成・金正日親子による国家建設と、遊撃軍国家から正規軍国家へというその変貌をとらえるためには意味があろう。全体に年表を追っていくような淡々とした記述で、基礎知識を仕入れるには適当だが、大局を観るにはちょっと煩雑な面もあった。金正日に対する評価が微妙で、その出生伝説など批判する割には、どこか思い入れがあるように思える。外務省や横田めぐみ生存説に対しては辛辣なほど批判的なのが著者らしい。2017/08/10

崩紫サロメ

18
抗日期から金正日死去までを扱った通史。金日成の両親を含め、多くのキリスト教徒と共産党員が結束した抗日時代、やがてキリスト教を排除し、共産党員の中でも延安派やモスクワ派を粛清し、満洲派と甲山派が党・政府・軍を一元的に支配するようになる。「主体思想」を前面に出して、金日成を唯一の司令官とする「遊撃隊国家」の成立、そして金正日時代には遊撃隊国家は「劇場国家」として設計と演出を必要とした。2021/01/21

coolflat

14
22頁。朝鮮は、1945年8月15日、日本が降伏した結果として、日本帝国主義の統治から解放された。しかし、この日の米国の提案をソ連がただちに受け入れた結果、朝鮮半島は38度線を境に南は米軍が、北はソ連軍が占領することになった。日露戦争にいたる過程で日本が、日本とロシアの間で朝鮮半島における勢力圏を南北に分けることを提起したことがあり、また39度線以北を中立地帯にすることをロシアが提案したこともあった。そのような考えが、朝鮮を日本の支配から独立させるにあたって、米国とソ連によって復活されたのである。2018/04/19

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