出版社内容情報
エネルギー消費を半減しても豊かな生活は可能だ.二酸化炭素排出抑制によって得られる安定な気候こそ,豊かな生活の基本である.省エネルギー技術,社会インフラの組替え,エネルギー供給システムの革新によって,低炭素社会は実現できる.ゼロ排出に向けて,今世紀半ばまでに70%削減する現実のシナリオを描く.
内容説明
エネルギー消費を半減しても豊かな生活は可能だ。二酸化炭素排出抑制によって得られる安定な気候こそ、豊かな生活の基本である。省エネルギー技術、社会インフラの組替え、エネルギー供給システムの革新によって、低炭素社会は実現できる。ゼロ排出に向けて、今世紀半ばまでに七〇パーセント削減する現実のシナリオを描く。
目次
第1章 安定な気候という資源
第2章 未来からのシナリオ(どのような社会にしたいのか;エネルギーサービスとは;需要は減らせる;費用と負担)
第3章 技術はどこに向かうか(住宅とビル環境を考える;移動と輸送を見直す;変貌する産業構造の中で;エネルギー技術の近未来)
第4章 地域・企業・生活はどう変わる?(先行する都市;土地を守るものの新しい役目;高度知識産業への転換;企業の新しい挑戦;エネルギーシステムをどうするか;どのような社会基盤が必要か)
第5章 世界を変えるには(技術を社会に入れ込む;低炭素化に向かう国々;ライフスタイルは変わるか)
著者等紹介
西岡秀三[ニシオカシュウゾウ]
1939年東京生まれ。東京大学工学部機械工学科卒、同博士課程修了、工学博士。旭化成工業、国立環境研究所勤務、東京工業大学教授、慶應義塾大学教授、国立環境研究所理事を経て同研究所特別客員研究員。1980年代よりIPCCなどで気候変動とその対策の研究に従事。中央環境審議会臨時委員、低炭素社会国際研究ネットワーク事務局長、環境省地球環境研究総合推進費「2050日本低炭素社会シナリオ研究」のリーダーを務める。専門は環境システム学、環境政策学、地球環境学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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