出版社内容情報
日本語をもっと使いこなそう!
「正確」なだけでは物足りない。「快調」「好調」「順調」もっとも調子がいいのはどれ?「過日」「先日」「この間」どう使い分ける?Q&Aで楽しく読める。「伝えたい思い」を「適切なことば」で届けるためのヒント。
中村明著「日本語 語感の辞典」もどうぞ
内容説明
日本語をもっと使いこなそう!「快調」「好調」「順調」、もっとも調子がいいのはどれ?「過日」「先日」「この間」、どう使い分ける?誰もが思いあたる、「些細」だけれど「瑣末」ではない日本語の感触の違いを、語感研究の第一人者が解説する。Q&A形式で楽しく読める、“伝えたい思い”を“適切なことば”で送り届けるための55のヒント。
目次
第1部 言った“人”はどんな人?―「ピザ」と「ピッツァ」の違いとは(表現主体の陰翳)
第2部 言われた“もの”はどんなもの?―「紅顔」と「赤ら顔」、思い浮かべる顔は(表現対象の履歴)
第3部 “ことば”のにおいを感じるために―「ニホン、チャチャチャ」となぜ言わないか(使用言語の体臭)
結び 日本語の語感を考える―“体系”づくりの試み
著者等紹介
中村明[ナカムラアキラ]
1935年山形県鶴岡市生まれ。1964年早稲田大学大学院修了。現在、早稲田大学名誉教授。専攻、文体論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
50
【“伝えたい思い”を“適切なことば”で送り届けるための55のお題】pirokichiさんに本書を教えられ――。「些細」だが「瑣末」ではない日本語の感触の違いを、語感研究の第一人者がQ&A形式で解説。2011年刊。<日本人は、在来種の和語を基層とし、漢語や外来語、和製語や各時代の新語を外層とする、重層的な言語文化の中でものを見、感じ、考えてきた。そういう長い複雑な歴史を負って、現代日本語には、似たような意味で語感の違う広大な類語の沃野が広がる>。そうした語感の襞に分け入るのは、悦びであり、贅沢な悩みだと。⇒2024/11/18
ヘラジカ
24
一言で言うと日本語に「慣れる」ための本。従って毒にも薬にもならない (こういった類の本が毒になることはないと思うが)。言葉と言葉の間の微妙な差異を説明していて、各章の始まりには簡単な問題も付されているのだが、大半は日常生活で養われる日本語能力の範囲内であるため、大した勉強にはならないと思う。短時間で簡単に読めてしまうので、自分の言語感覚の正しさを気軽に確認出来るくらいだろうか。2014/12/25
ちゃちゃ
18
なんだか国語のテストみたいで楽しかったなり。日本語って繊細で豊かで楽しい。小学校で英語を教える云々よりも、もっと日本語を大切にしてほしいと思うなり・・・。2011/07/16
イリエ
14
絶妙なことばの問題集、というかウンチク盛りだくさんの新書。大人の問題集って感じです。岩波新書ってこういうのもあるんですね。2021/12/11
Kikuyo
12
「伝えたい意味合いを正確に表し、それをこんな感触で相手に送り届けたいという、自分の気持ちにぴたりと合う、もっとも適切な表現を人はめざす」休憩と休息はどう違うのか?「自分の妻」を表す語を思い付く限りあげてください、など、言葉に関して細かいことまでは以外に知らないことが頻出。単に誤りを含んでいないだけでなく使い分けや感じの違いなど、日本語の多様さを実感。2016/02/28




