内容説明
格差と疲弊が広がるなかで、市民と自治体行政がともに知恵を出し合い、魅力を発信している地域がある。好循環はいかにして創り出されたのか。地域資源の活用、有機農業、林業、商店街の活性化、学校給食・食育、都市農業、公共交通…暮らしと仕事を見直し、本当の豊かさをめざす人びとの声に、未来を切り拓くヒントを探る。
目次
第1章 開かれた地域自給のネットワーク―島根県雲南市木次町ほか
第2章 商店街は誰のものか―兵庫県相生市・三重県四日市市・東京都足立区
第3章 これがほんまの福祉です―徳島県上勝町
第4章 地産地消と学校給食―愛媛県今治市
第5章 北の大地に吹く新しい農の風―北海道標津町ほか
第6章 四万十源流発、進化する林業の現場から―高知県檮原町ほか
第7章 公共交通はやさしい―富山県富山市・高岡市
第8章 市民皆農のすすめ―東京都練馬区・神奈川県横浜市
著者等紹介
大江正章[オオエタダアキ]
1957年神奈川県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。ジャーナリスト・編集者。現在、出版社コモンズ代表。関心領域は農・食・環境・アジア・自治など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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