岩波新書
バチカン―ローマ法王庁は、いま

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004310983
  • NDC分類 198.2
  • Cコード C0216

内容説明

ローマ法王を中心に全世界のカトリック教会の頂点に立つバチカン。この世界最小の国家は、宗教化する世界の中でどこへ行こうとしているのか。ヨハネ・パウロ二世からベネディクト一六世への代替わりを取材した記者が、ローマ法王庁の内側、イタリア社会の中での存在感、イスラム世界との摩擦などを、エピソードをまじえてつづる。

目次

序章 揺れるバチカン
第1章 法王の代替わり―ドキュメント・サンピエトロ広場
第2章 バチカン探訪―ローマ法王と法王庁
第3章 ヨハネ・パウロ二世の時代―「空飛ぶ聖座」の四半世紀
第4章 バチカンを見つめる世界の目―宗教化する世界の中で
第5章 イタリアの中のバチカン―暮らし、政治、宗教
終章 教会はどこへ向かうのか

著者等紹介

郷富佐子[ゴウフサコ]
1966年東京都に生まれる。1985年イタリア・トリエステ郊外ドイノ村にあるユナイテッド・ワールド・カレッジ・オブ・ザ・アドリアティック卒業。1988年ロンドン大学SOAS法律・社会学部政治・経済学科卒業。1989年朝日新聞社入社。仙台支局、横浜支局、名古屋本社社会部、東京本社社会部、外報部、マニラ支局長(1999年5月~2002年4月)、ローマ支局長(2003年6月~2007年1月)を経て、朝日新聞東京本社編集局外交・国際グループ次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nizi

4
やや旧聞に属するバチカン話。ヨハネ・パウロ2世からベネディクト16世になってバチカン内部が変わったことも記載しているが、現在はフランシスコでありまた変容しているため注意が必要。2023/12/21

jj

4
2007年刊。ヨハネパウロ2世からベネディクト16世。ローマ法王選考コンクラーベは法王崩御後5年待って、平均8回実施されると言う。1978年ポーランド人ヨハネパウロ2世就任。母国民主化、ベルリンの壁崩壊、東西冷戦終焉、ソ連崩壊。東側の民主化に共産国から来た法王の影響は絶大であったという。2005年即時就任ベネディクト16世はドイツ人。イスラムに対する不適切発言時に訪問したトルコ、ドイツ人法王によるアウシュビッツ収容所訪問。等々ゴシップを含め様々なエピソードは初めて知る内容も多く、バチカンの理解に役立つ。2019/11/16

ZEPPELIN

4
主に先代のベネディクト16世と、先々代のヨハネ・パウロ2世のお話。絶大な尊敬を集める一方で、政治家ではないのに発言が政治的な意味を持ってしまう難しさ。プロテスタントや東方正教会、イスラムとの微妙な立ち位置なんて、非常にめんどくさい。そんな中、法王がiPodを愛用していたり、枢機卿が「ダ・ヴィンチ・コード 」を読んでいたり、このあたりは親しみを感じてしまう。中世の腐敗を知ってから法王も法王庁も好きではないけれど、広島でのスピーチで平和への思いは充分に伝わってきた2014/01/06

おらひらお

3
2007年初版。バチカンに派遣されている記者さんのバチカン体験記的内容。バチカンについて何も知らない人向きかな。さらりと読める本でした・・・。2013/03/23

rbyawa

3
a103、この本の前に岩波ブックレットで先代ヨハネ・パウロ2世についての本を読んだのだけれども、その代をもってして日本のヴァチカンの取材は本格的に始まった節があって(キリスト教圏以外にも開かれた)、この方はその後輩。ちょうど今代への替わり目の時期に赴任。前半と後半の二人の教皇の比較は門外漢にもわかりやすかった。カリスマ的側面が挙げられがちな先代を語るのに「保守的である」という面で当代とつなげて語る辺りは良い意味での女性らしさと言うべきか、数年経ったところですが、慧眼だったのではないかしら。2010/04/20

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