内容説明
およそ二〇〇〇年前にやってきた中国生まれの漢字を、言語構造の異なる日本語の中にどのように取り入れたのだろうか。朝鮮の文化的影響を強く受けたその伝来の初めから、漢字文化が確立して、漢字に基づく片仮名・平仮名が誕生するまでの軌跡を興味ぶかいエピソードを交えてたどる。日本の漢字音と中国原音の対照表を付す。
目次
第1章 漢字が日本列島にやってきた
第2章 “漢字文化”の伝来
第3章 漢字・漢文学習の本格的な開始
第4章 漢字文化の確立
第5章 漢文の日本語化が始まる
第6章 漢字“日本語化”の完成
補章 日本漢字音と中国原音の関係を知るために
著者等紹介
大島正二[オオシマショウジ]
1933年東京に生まれる。1963年東京大学大学院修士課程修了。専攻は言語学、中国語学。二松学舎大学客員教授、北海道大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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