岩波新書<br> 西洋哲学史―古代から中世へ

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岩波新書
西洋哲学史―古代から中世へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 257,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004310075
  • NDC分類 130
  • Cコード C0210

内容説明

あらゆる思考の出発点に、哲学者そのひとの経験があり、論理を紡ぐ言葉がある―やわらかな叙述のなかに哲学者たちの魅力的な原テクストを多数ちりばめつつ、「思考する」ことそのものへと読者をいざなう新鮮な哲学史入門。本書では古代ギリシアと中世の哲学が、続巻ではさらに近代から現代の哲学があつかわれる。

目次

哲学の始原へ
ハルモニアへ
存在の思考へ
四大と原子論
知者と愛知者
イデアと世界
自然のロゴス
生と死の技法
古代の懐疑論
一者の思考へ
神という真理
一、善、永遠
神性への道程
哲学と神学と
神の絶対性へ

著者等紹介

熊野純彦[クマノスミヒコ]
1958年神奈川県に生まれる。1986年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は、倫理学、哲学史。東京大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

41
難しかった!古代〜中世の哲学史を新書1冊で駆け抜けるのだから当たり前か。1冊で駆け抜けつつ、少しずつでも各哲学者の著者を引用するという構成は、初学者にとってありがたい。ご本人の言葉に触れるということを試みたいので。古代ギリシャの哲学がそのまま西洋哲学に引き継がれたのではなく、殊にアリストテレス哲学はアラビア世界から時を経て西洋へ流入したという点、理解しました。これによって起こったスコラ哲学の有り様は、現代における分析哲学の有り様と相似してるなと思ったり。好き嫌いで言うと、プロティノスの言葉に心惹かれます。2022/11/12

壱萬弐仟縁

32
慶應通信学生のときに、’06年頃の科目試験、レポートなどで活躍していた書。手書きで過去問など整理をしてある紙が挟み込まれて、実に懐かしく思い出した。ピタゴラス数:x二乗+y二乗=z二乗を満たす3自然数の組(19頁)。フェルマーの最終定理:xのn乗+yのn乗=zのn乗 n≧3なら、整数解をもたない(20頁)。せめぎあいこそがロゴス(27頁)。アリストテレスは、行為にかかわる理性のはたらきを賢慮(フロネーシス)と呼び、知一般と区別していた。2015/05/24

SOHSA

31
古代から中世における核となる思想哲学を抽出し各テクストの文章を引用紹介しながらその思想の形成過程と到着点、思想内容を明示しようとした著者のアプローチは、ある面では成功している。しかし惜しむらくはやはり哲学への誘いの入門書にはなりえていない点だ。特に本書中に何度も使われている「ある思想について後世の哲学者の解釈を引用しての解説」という方法は、その後世哲学者の思想を知らない者にとっては、むしろ問題を難解にしてしまっている。本書の内容は決して難解ではないが、こういった方法がかえってわかりにくくしている。2013/06/01

ころこ

25
読者は、最初の50ページくらいは飛ばして読むくらいの柔軟性が大切です。それが哲学の実践というものでしょう。本書のようなテクストが、現代に読まれるとしたら、恐らく、既に大方知っている読者の再確認用か、大学の教養課程の教科書くらいではないでしょうか。後者の場合、大変真面目に20~30ページ読んで哲学がトラウマになるのならば、本書が確認用になるくらい迂回してみてよろしいかと思います。本書はそうならないように、著者が大胆に洒脱な表現と解釈と、時にはツッコミを入れて大いに工夫されています。80年代から90年代に掛け2018/03/18

金吾

19
細部はともかく、流れを掴むことができました。年表と人名索引が特に良かったです。2024/06/30

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