出版社内容情報
2002年,全国の小中学生に配布された『心のノート』をめぐって論争がおこっている.『新しい歴史教科書』『新しい公民教科書』に続いて登場してきた背景は何か? 3つの教科書の内容を検討し,その本質を明らかにする.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
27
著者に関しては『紫禁城の黄昏』の恣意的な翻訳に関与しているのではないかと感じているためいいイメージはありません。しかし過剰と思える部分はありながらもこの本における危機意識はなんとなく理解ができたのは良かったです。2025/02/25
おらひらお
6
2004年初版。一時期話題をさらった『新しい歴史教科書』や『心のノート』の問題点や隠れた意図を指摘した一冊です。他国の歴史教科書の状況も気になるところですが・・・。若干、揚げ足取りのようなところもありますが、情緒を主な判断材料にすることは指摘のとおり、問題だと思いますね。2014/01/20
takao
2
ふむ2024/07/28
まっし
1
それは言い過ぎなような,と思う箇所もいくつかありましたが,使われている教科書が国家が国民を管理するためのものとなっていないかどうかをチェックする視点は必要だなーと思いました.特に,「心のノート」に関しては僕自身が小学生の時にも配布されたのですが,完全にネタ帳と化してしまっていたため,果たして学校教育において必要不可欠のものなのかについては考えていかなければなりません.僕は「心のノート」を使わなくても自由帳で十分だと思います.あとは,現場の教師次第かなぁと.2012/03/31
ruka
0
ちょっと難しかった・・2015/01/04