出版社内容情報
法医学は意外に私たちの身近にある.火事場の死体でも焼死とは限らないし,病死の原因に交通事故が隠れていることもある.検案・解剖で死因や死後経過時間を推定し,死者の身許を確かめる,法医学者の仕事を紹介する.
内容説明
法医学は意外に私たちの身近にある。火事場の死体でも焼死とは限らないし、病死の原因に交通事故が隠れていることもある。事実の解明は、遺族の思いから保険金の支払いにまで関わりを持つのだ。検案・解剖で死因や死後経過時間を推定し、死者の身許を確かめる法医学者の仕事から、現代社会の生と死のありようを見つめ直す。
目次
第1章 人が死ぬとどうなるか
第2章 解剖に附すか
第3章 死因を推定する
第4章 事故死か病死か
第5章 現代の医療と法医学
第6章 法医学のこれから
著者等紹介
寺沢浩一[テラザワコウイチ]
1952年東京都に生まれる。1978年北海道大学医学部卒業。専攻、法医学。現在、北海道大学大学院医学研究科及び医学部法医学教室教授
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