岩波新書
日常生活の法医学

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004306870
  • NDC分類 498.9
  • Cコード C0247

出版社内容情報

法医学は意外に私たちの身近にある.火事場の死体でも焼死とは限らないし,病死の原因に交通事故が隠れていることもある.検案・解剖で死因や死後経過時間を推定し,死者の身許を確かめる,法医学者の仕事を紹介する.

内容説明

法医学は意外に私たちの身近にある。火事場の死体でも焼死とは限らないし、病死の原因に交通事故が隠れていることもある。事実の解明は、遺族の思いから保険金の支払いにまで関わりを持つのだ。検案・解剖で死因や死後経過時間を推定し、死者の身許を確かめる法医学者の仕事から、現代社会の生と死のありようを見つめ直す。

目次

第1章 人が死ぬとどうなるか
第2章 解剖に附すか
第3章 死因を推定する
第4章 事故死か病死か
第5章 現代の医療と法医学
第6章 法医学のこれから

著者等紹介

寺沢浩一[テラザワコウイチ]
1952年東京都に生まれる。1978年北海道大学医学部卒業。専攻、法医学。現在、北海道大学大学院医学研究科及び医学部法医学教室教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雑食奈津子

3
現役法医学者の著者による法医学について、その現場から法医学の未来についてまで。何冊も法医学関連著書を読みながら、まだまだ知らないことを教えてもらった。2018/05/08

いちはじめ

0
法医学が意外と日常生活に密着しているということを多くの事例を挙げて説く。なるほど、でも「日常生活」というのはいいすぎなような……。僕はミステリファンなので興味深くは読んだけどね。2000/08/26

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