岩波新書<br> イギリス美術

岩波新書
イギリス美術

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  • サイズ 新書判/ページ数 245,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004305552
  • NDC分類 702.33
  • Cコード C0271

出版社内容情報

肖像画・風景画・風俗画などの傑作から建築・工芸まで、イギリス美術の魅力をあますところなく伝える。

内容説明

独自な発達をとげたイギリス美術は近年再評価の気運が高く、大規模な展覧会も開かれている。肖像画・風景画・風俗画などの傑作から建築・デザインまで、イギリス美術の魅力をあますところなく伝える。

目次

1 知られざるイギリス美術
2 宗教改革とその波紋
3 人間への飽くなき関心―肖像画
4 日常性の中の物語―風俗画
5 「詩は絵のごとくに」―歴史・物語画
6 「緑なす快き国イギリスに」―風景画
7 音楽をめざす絵画―世紀末のイギリス美術
8 生活のための芸術

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

29
ターナーしか知らないしと思って手に取った一冊だが、想像以上に充実。肖像画と風景画が流行ったのは、日本と重なる。島国ならではの美術というよりも大陸との関係が深いことも強調。歴史絵画は歴史好きにはたまらない。2020/12/26

masagiorno

5
ターナー展から始まり,ラファエル前派展,唯美主義など今年はイギリス美術の展覧会が多く,鑑賞するにあたりいろいろ参考になった。フランス美術にもデザインの世界にも多大影響を与えたイギリス美術,なかなか侮れないと思いました。2014/03/31

チエコ

5
イギリス美術といえばターナーくらいしか思いつかなくて、今もやっぱりイギリスといえばターナーなのだけど、なぜイギリス美術があまり有名にならなかったのか、小ぶりの作品が多いのはどうしてか、などがわかる本。イギリスの豊かな自然を体感してみたいなぁ。2013/07/17

ヒロセ

4
イギリス美術のおおまかな流れが辿れて、とても勉強になりました。他の国の美術ももっと勉強して、イギリス美術の特徴をもっと知りたくなりました。著者の好みもあるのかもしれないけど、取り上げられている作品が素敵なものばかり、そして結構知らないものばかりで、読んでいて楽しかったです。2012/12/06

牛歩

3
イギリス美術と聞くと貧しいイメージしか持っていなかったのを反省。清々しほど一掃してくれる。/大陸(特にルネサンス・イタリアや近代からのフランス)を中心にした美術史観では見えないものがあると教えてくれる。/漱石とヴィクトリア朝絵画の関連性というのは、思ってたよりも深い。/イギリスは静物画の根付かなかった国。風景画、肖像画が強い。なんとなく近代以前の日本と似ている気もする。2013/09/04

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