岩波新書<br> 自動車の世紀

岩波新書
自動車の世紀

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  • サイズ 新書判/ページ数 242p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004305231
  • NDC分類 537.02
  • Cコード C0265

出版社内容情報

20世紀は自動車の世紀であり,人間が歴史を通じて初めて時速100キロを超える世界を知った時代であった.また大量生産の始まったばかりの自動車,その延長線上に開発された航空機を使って2度の世界大戦を体験することになる.フォード,ポルシェらの天才たち,ヒトラー,スターリンなどの権力者像を織りまぜてこの100年を回顧する.図版多数.

内容説明

20世紀は自動車の世紀であり、人間が歴史を通じて初めて時速百キロを超える世界を知った時代であった。また大量生産の始まったばかりの自動車、さらにその延長線上に開発された航空機を使って二度の世界大戦を体験することになる。フォード、ポルシェらの天才たち、ヒトラー、スターリンなどの権力者像を織りまぜてこの百年を回顧する。

目次

1 自動車の誕生
2 ひしめく新技術
3 戦争と自動車―第一次世界大戦と大戦間のヨーロッパ
4 再び戦争と自動車―第二次世界大戦から東西冷戦へ
5 20世紀の恋人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

81
ディーゼルが暗殺されていたらしい。戦時イギリスとドイツの両方から依頼。1985年から1986年にかけて、自動車の特許、製造がドイツでおこなわれた。100年経過し、自動車は新しい世紀を迎えるべき。方向性を考えるのによい書籍。ポルシェが、ソビエトから招待されたというのは貴重な教訓を含むかもしれない。ヒットラーのVW計画にもポルシェが招待。日本でも国民車構想があり、スバル360、トヨタのパブリカなどが関連機種。トヨタ財団の研究成果紹介の位置付け。2013/02/14

おさむ

8
20世紀はまさに自動車の世紀だったんだなと実感します。誕生の年からして3説あります。ヒトラーが産んだvw,謎の死を遂げたルドルフ・ディーゼル氏等、国際情勢や戦争との深い関わり。映画では、スピルバーグの出世作はクルマの激突ものでした。時代の映し絵ですね。読みごたえありました。2014/01/26

takao

4
ふむ2024/03/10

おらひらお

1
1997年初版。車の免許更新が近づいてきたので、手にとってみる。車そのものについては、動けばいい程度の関心しかないが、その歴史は興味深いものであった。最近刊行されていればGMの破産等も含まれていたかも。2011/08/26

タケヤ

0
自動車の誕生から現在までをまとめた本。今まではぼんやりとしかしていなかった、「僕たち日本人と西欧人の自動車に対するイメージ、思い入れの違い」というのがハッキリした。 車なんてアメリカ人の思いつきでT型フォードが生まれ、それ以降は流れで今のようになっているのだと思っていたが、そんなことはなく、現在のようになるまで紆余曲折あり、政治や世界情勢も大きく絡んだものだった。 またこの本のおかげで私の自動車メーカーに対するイメージが変わったものもあり、今後モータースポーツを見る目も変わりそう2014/08/07

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