出版社内容情報
依然として日本人の死因の第1位であるがん.けれどもその本質や治療については誤って理解されている場合も数多い.古代からの人間とがんとの関わり,動植物のがん,がん発生のメカニズムを解説,さらに最新の診断法と治療の最前線を紹介し,治らないがんや多重がんとその緩和ケア,またがんの予防についてまで,それぞれ第一人者が詳説する.[43]古代からの人間とがんとの関わり,最近の傾向,がん発生のメカニズムを解説,さらに最新の診断法と治療の最前線を紹介し,治らないがんや多重がんとその緩和ケア,がんの予防についてまで,それぞれ第一人者が詳説する.
内容説明
依然として日本人の死因の第一位であるがん。けれどもその本質や治療については誤って理解されている場合も数多い。人間とがんとの関わり、動植物のがん、がん発生・悪性化のメカニズムを解説、さらに最新の診断法のさまざまと各種治療の最前線を紹介し、治らないがんや多重がんとその緩和ケアまで、それぞれ第一人者が詳説する。
目次
1 がん患者さんのさまざま
2 がんの種類と傾向
3 がんは人間だけの病気ではない
4 DNAの病気・傷害とがん
5 がんの検診と診断
6 がんの治療
7 多重がんとがんの予防
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさって
4
1997年初版のがんについての解説書です。We have met the enemy and he is us.私たちは敵に出会ってしまったその敵とは私たちである。がんの本質のような言葉だと思いました。あと、ひとことにがんと言っても種類や多く原因は複雑で、頭がパンクしそうです。この分野は私の興味がある分野なのですけど、うっそうとしていて真っ暗なジャングルのようですね。2014/04/20
takao
2
ふむ2024/03/27
ぺんちゃん
2
癌とは何か、症例、治療法、予防法とバランスよく癌について知ることのできる本。冒頭に患者さんたちの体験談が書かれていたことが印象的だ。これを読むと、癌治療の難しさ、命についての倫理観、生きることの素晴らしさを感じさせられる。癌は治療することができる病気だから、規則正しい健康的な生活をこころがけて、定期的に検査に行くことはかなり重要なことだと思った。2015/05/09