出版社内容情報
新聞の歴史上,誤報は繰り返され,市民生活を侵し,世論を誤らせる危険はむしろ高まっている.それはなぜか.誤報は根絶できないのか.関東大震災下の「朝鮮人蜂起」から「松本サリン事件」まで,多数の実例をあげ,元新聞記者・紙面審議会委員としての長年の経験から,誤報の原因と過程を分析.防止策,善後策を考える.
内容説明
新聞の歴史上、誤報は繰り返され、今日、市民生活を侵し、世論を誤らせる危険はむしろ高まっている。それはなぜか。誤報は根絶できないのか。関東大震災下の「朝鮮人蜂起」から「松本サリン事件」まで多数の実例をあげ、元新聞記者・紙面審議会委員としての経験から、誤報の原因と過程を分析。防止策、善後策、さらに「護身術」を考える。
目次
第1章 犯罪報道の深み
第2章 「第一歩」の重さ
第3章 世論を動かす危うい力
第4章 「虚報」の闇
第5章 誤報の行方