出版社内容情報
伸びない所得,減る従事者,消費の低迷に輸入品攻勢…….漁業の衰退は,戦後日本が工業優先で突っ走った代償だった.だが,健康食品としての魚の長所が世界的に認知された今こそ,豊かな魚資源を積極的に活用すべきである.漁業水域二○○カイリ内中心の操業で自給が可能なことを明らかにし,日本漁業再生への道を描く.
内容説明
伸びない所得、減る従事者、消費の低迷に輸入品攻勢…。漁業の衰退は、戦後日本が工業優先で突っ走った代償だった。だが、健康食品としての魚の長所が世界的に認知された今こそ、豊かな魚資源を積極的に活用すべきである。漁業水域200カイリ内中心の操業で自給が可能なことを明らかにし、日本漁業再生への道を描く。
目次
第1章 漁民と逢えなくなる日
第2章 海の政治学=日本漁業の戦後史
第3章 消費者に敬遠される養殖魚
第4章 魚食文化は人類を救う
第5章 漁業の未来は国民との絆に