内容説明
本書は、企業をとりまく各種利害関係者への情報の提供を主たる目的とする現代会計のあり方を、企業の経済的・社会的環境変化に対する発生主義会計の精緻化とその弾力的適用とに求め、その一層の展開を試みるとともに、企業情報開示におけるその意義と可能性を明らかにしようとするものである。
目次
現代会計の目的と会計主体
現代会計と発生主義会計
発生主義会計と企業業績の測定
未来指向的会計理論の展開
未来指向的会計理論の現代会計的意義
資金計算書と現代会計
価格変動会計の展開
企業の経済環境変化と現代会計
付加価値計算書と会社経済的業績の測定
企業業績の分析的測定とセグメント情報
企業年次報告書と会計ディスクロージャー