出版社内容情報
わかりやすい文章を書くためには,何に気をつけたらよいか.日頃から心がけるべきことは何なのか.『朝日新聞』のコラム「天声人語」の元筆者が,福沢諭吉から沢木耕太郎にいたる様々な名文を引きながら「文は心である」ことを強調するとともに,読む人の側に立つこと,細部へのこだわり,先入観の恐ろしさ等のポイントをていねいに説く.
内容説明
わかりやすい文章を書くためには、何に気をつけたらよいか。日頃から心がけるべきことは何なのか。『朝日新聞』のコラム「天声人語」の元筆者が、福沢諭吉から沢木耕太郎にいたる様々な名文を引きながら「文は心である」ことを強調するとともに、読む人の側に立つこと、細部へのこだわり、先入観の恐ろしさ等のポイントをていねいに説く。
目次
1 “広場無欲感”の巻―素材の発見(広い円―書くための準備は;現場―見て、見て、見る;無心―先入観の恐ろしさ;意欲―胸からあふれるものを;感覚―感じたことの表現法)
2 “平均遊具品”の巻―文章の基本(平明(わかりやすさの秘密;読む人の側に立つ)
均衡(文章の後ろ姿;社会の後ろ姿)
遊び―異質なものとの出あい
身体性―細部へのこだわりを
品格―ものごとを見つめるゆとり)
3 “整正新選流”の巻―表現の工夫(整える―気をつけたい六つのこと;正確―終着駅のない旅;新鮮―避けたい紋切型の表現;選ぶ―余計なものをそぎおとす;流れ―書き出しから結びまで)
著者等紹介
辰濃和男[タツノカズオ]
1930年、東京に生まれる。1953年、東京商科大学(一橋大学)卒業、朝日新聞社入社。ニューヨーク特派員、社会部次長、編集委員、論説委員、編集局顧問を歴任。この間、1975‐88年、「天声人語」を担当。93年退社。現在、日本エッセイスト・クラブ専務理事
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