出版社内容情報
まもなく超高齢化社会に突入する日本.一人ひとりが老いを科学的に理解することが重要になってきた.生命現象としての老化を支配しているものはなにか,老化防止策とはどのようなものか,長寿の秘訣はあるのか.東京都老人総合研究所所長を務めた著者が,巷間に横行する誤解を指摘しながら,最新の考え方と知識をやさしく語る.
内容説明
まもなく超高齢化社会に突入する日本。一人ひとりが老いを科学的に理解することが重要になってきた。生命現象としての老化を支配しているものはなにか、老化防止策とはどのようなものか、長寿の秘訣はあるのか。東京都老人総合研究所所長を務めた著者が、巷間に横行する誤解を指摘しながら、最新の考え方と知識をやさしく語る。
目次
プロローグ 高齢化社会にむかって
1 老化をどう捉えるか
2 個体の老化
3 細胞の死はどうして起こるか
4 アルツハイマー型老人性痴呆
5 疫学的研究
エピローグ 高齢化社会を暮らしやすく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
1
1993年9月20日発行(初版)。来年の特養での社会福祉士実習に向けて、高齢者分野でのソーシャルワークに関する本を3冊読むことになり、先週のスクーリングの帰途、近所の古本屋で購入。ソーシャルワークに関するものではなく、著者曰く「老化の生物学」。やさしい題名だが、内容は結構難しかった。ホメオスタシス、エントロピー、細胞死などがキーワード。本書発行から26年、高齢化の一層の進展があり、本書で使用されている「痴呆」の用語も使われなくなった。私もあと数年で「高齢者」の仲間入り。しばらく「老い」について考えたい。2019/11/03
nana252
0
老化抑制は栄養、運動、適度なストレス。2015/01/23
しおん
0
最近80代の方のボランティアをしているのだが、栄養の悪い人は脳卒中の危険度が高いというのは本当だなとおもった。炭水化物ばかりの食事ではね・・・。2013/03/01
くろだ(仮)
0
プロローグで少子高齢化について書かれているが1993年に本書の初版が印刷されおりその時から予測されていたことに驚愕した。2019/05/10
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