出版社内容情報
インフォームド・コンセント,脳死と臓器移植,生体肝移植,終末医療と尊厳死,体外受精…….これら医療の新しい問題をどう考えたらいいのか.バイオエシックスが生まれ育った北米で二十年を過ごし,日本の医療倫理の確立のために活躍してきた著者が,患者中心の医療の倫理とは何か,わが国になじむ倫理とは何かを,情熱をこめて語る.
内容説明
インフォームド・コンセント、脳死と臓器移植、生体肝移植、終末医療と尊厳死、体外受精…。これら医療の新しい問題をどう考えたらいいのか。バイオエシックスが生まれ育った北米で二十年を過ごし、日本の医療倫理の確立のために活躍してきた著者が、患者中心の医療の倫理とは何か、わが国になじむ倫理とは何かを、情熱をこめて語る。
目次
1 医療の倫理への私の歩み
2 いまなぜ医療の倫理か
3 脳死
4 「掛かりつけの医師」制度の提唱―「三時間待って三分診療」をいかに解決するか
5 新しい医療の倫理の台頭―バイオエシックスとインフォームド・コンセント
6 賢い患者になるには―自立する心とリビング・ウイル
7 遺体の提供―無条件・無報酬の愛のボランティア
8 臓器移植
9 倫理委員会
資料
著者等紹介
星野一正[ホシノカズマサ]
1927年東京赤坂に生まれる。1957年母校東京医科歯科大学産婦人科で医学博士取得後渡米。N.Y.の病院で産婦人科主任レジデント。イエール大学医学部解剖学助手・講師。62年カナダ西オンタリオ大学医学部講師~教授。マニトバ大学医学部・歯学部教授、西ドイツ・フライブルグ大学病理学研究所客員教授、76年帰国し京都大学医学部教授・倫理委員会初代委員長など。90~95年東京慈恵会医科大学客員教授。1990~2000年京都女子大学教授・国際バイオエシックス研究センターディレクター。専攻は臨床医学・基礎医学・医療の倫理。現在、京都大学名誉教授・米国内分泌学会名誉会員・New York Academy of Science会員・米国解剖学会名誉会員・日本解剖学会名誉会員・日本医学教育学会名誉会員・医学系大学倫理委員会連絡会議名誉代表世話人
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