岩波新書<br> 勝負と芸―わが囲碁の道

岩波新書
勝負と芸―わが囲碁の道

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784004301066
  • NDC分類 795
  • Cコード C0276

出版社内容情報

碁とは,勝負である前に創造であり芸術である――これは囲碁界最高のタイトル,棋聖位を六連覇した藤沢秀行の信念である.そのスケールの大きい独創的な棋風は,自由奔放,豪放磊落な人柄とあいまって多くの人を魅了してきた.この現代の名棋士が,波瀾万丈の人生,日本・中国・韓国の囲碁界の現状と将来,自らの囲碁観を縦横に語る.

内容説明

碁とは、勝負である前に創造であり芸術である―これは囲碁界最高のタイトル、棋聖位を6連覇した藤沢秀行の信念である。そのスケールの大きい独創的な棋風は、自由奔放、豪放磊落な人柄とあいまって多くの人を魅了してきた。この現代の名棋士が、波瀾万丈の人生、日本・中国・韓国の囲碁界の現状と将来、自らの囲碁観を縦横に語る。

目次

1 碁打ちをこころざす
2 青年秀行
3 名人から棋聖へ
4 次代を育てる
5 秀行の盤上談義
6 勝負か芸か

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

80
勝負か芸か。そりゃ芸でしょ。p177「厚みか地かと考えるよりもどこに打つのが最善かと考える方が正しい姿勢だろう」譜面が13。囲碁の話題もある。酒が抜けずにNHK杯を闘ったことなど。2013/08/14

ぐうぐう

31
以前、『クレイジージャーニー』で特集されていて、そのとき初めてその名を知った伝説の棋士・藤沢秀行。類い稀な才能を持ちながら、飲む打つ買うで借金地獄、なのに多くの門弟に慕われた不思議で魅力的な男。本書は1990年、藤沢65歳のときの自叙伝だが、さすがに本人の口から酒と博打と女の話を自慢げにすることが憚られたのか、その辺のエピソードは少ない。とはいえ、まったくないわけではない。昭和56年、第5期棋聖戦で5連覇したあとのNHK杯決勝でのこと。(つづく)2017/06/07

いち

7
図書館本。棋聖位を6連覇した藤沢秀行名棋士の活躍と昭和の囲碁界の動向について述べられる。終盤で筆者の囲碁への思いが語られる。囲碁の勝負は、最終的には精神面の強さが左右し、勝ちを確信した慢心から打ち損じをしてしまったり、相手の礼儀知らずな態度にペースを乱されて結局負けてしまったという体験談に納得。また、日本棋院と関西棋院の軋轢や囲碁会と大手新聞社の繋がりなどについても描かれ、裏側を垣間見 た気分になる。2019/03/02

sansirou

4
これは古いけど、いい本に出会いました。秀行先生、その破天荒な人生は、話題に事欠きませんが、碁を極める姿勢、これぞプロ、達人の域ですね。秀行先生と接する機会があった人となかった人とでは、その後が変わってくるぐらい、すごい人ですね。奥さんの苦労は、別な本で読みましたけれども・・・・・。2025/02/03

にゃん吉

4
天衣無縫、破天荒、気宇壮大。そんな言葉が浮かぶ人柄、生き様が非常に面白くありました。私は、囲碁ができないのですが、分からなくても、十分に面白い。昔、将棋の升田名人の評伝等を読んだことがあるのですが、何となく升田名人を連想させるものがありました。時代の変遷というか、こういう名人というのは、もう、なかなか現れないのだろうなという気がして、何となくしみじみとするものもありました。  2020/11/25

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