岩波新書
超ミクロ世界への挑戦―生物を80万倍で見る

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004300960
  • NDC分類 549.97
  • Cコード C0245

出版社内容情報

生命の神秘の扉をつぎつぎと開きつつある走査型電子顕微鏡.それは,器官,組織,細胞,核,ミトコンドリアはもちろん,いまやウイルスや生体高分子をも鮮明な立体像として捉えるに至った.世界最高の倍率を実現した著者がその苦労と喜びを語りながら,超ミクロの世界に読者を案内し,自然の見事な造形美を楽しませてくれる.

内容説明

生命の神秘の扉をつぎつぎと開きつつある走査型電子顕微鏡。それは、器官、組織、細胞、核、ミトコンドリアはもちろん、いまやウイルスや生体高分子をも鮮明な立体像として捉えるに至った。世界最高の倍率を実現した著者が、その苦労と喜びを語りながら、超ミクロの世界に読者を案内し、自然の見事な造形美を楽しませてくれる。

目次

1 走査電顕との出会い
2 走査電顕のしくみ
3 樹脂冷凍割断法の開発
4 電界放射型走査電顕の誕生
5 細胞の中を見る
6 超高倍率への挑戦
7 世界最高の解像度をめざして
8 何が見えるのだろう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bittersweet symphony

1
5月に復刊された個人的に岩波新書で一番大笑いした本。タイトルどおり走査電顕の開発史とその美しいビジュアルの紹介ももちろんあるのですが、鳥取大学名誉教授であるにもかかわらず関西のりの文章で、発禁処分ばりのことも書いてあるのですが今回の復刊ではその辺は編集されているかもしれません(平成16年に受勲されているようですし)。走査電顕の写真を追いかけるだけでも十分元は取れます。2007/06/07

0
Y-112000/11/22

のんき

0
電子顕微鏡の解像度をあげていく話。技術的なことがらは理解を超えるのだけど、写されたものを見ているだけでも楽しくなってくる。まるで火星人のようなバクテリオファージとか印象深い。

那須糸

0
理系でないので専門的なことは難しかったが、ファージの写真などはこんなものまで見えるのかと思えた 方法論的なものとかはよく分からなくても参考になったし、小話とかも面白かったです2024/12/19

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