岩波新書
集落への旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004203742
  • NDC分類 290.17
  • Cコード C0252

出版社内容情報

都市の現代的・機能的な建物だけが建築のすべてなのではない.世界には地域に根ざし自然と一体化した実に多様な集落がある.著者はメキシコの木柵の村,イラクの家族島集落,アフリカのサバンナの集落などを訪れ,それらに独自の個性とインターナショナルな文化の共有関係を見出し,集落が登場する新たな「世界風景」の形成を試みる.

内容説明

都市の現代的・機能的な建物だけが建築のすべてなのではない。世界には地域に根ざし自然と一体化した実に多様な集落がある。著者はメキシコの木柵の村、イラクの家族島集落、アフリカのサバンナの集落などを訪れ、それらに独自に個性とインターナショナルな文化の共有関係を見出し、集落が登場する新たな「世界風景」の形成を試みる。

目次

1 集落への旅―地中海
2 かげりのなかの集落―中南米
3 周縁が見える集落―東欧から中東へ
4 形象をこばむ集落―イラク・インド・ネパール
5 集落のある世界風景―西アフリカ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

66
muraさんに紹介して頂いた本で、自然と一体化した集落をめぐる旅の記録。世界各地の集落は閉鎖的であったり、歓迎されたりと色々で旅行記的でありながら学術的にも読めると思います。自然の厳しさと共に集落の配置や変わった家などが紹介されている。2013/10/25

かもすぱ

8
今年逝去された建築家、原広司。梅田スカイビルや京都駅の設計で有名。1970年代に"集落"の形を求めて世界をフィールドワークした記録で紀行文でもある。地中海沿岸、アフリカ、東欧、中南米、ペルシャ、インド、ヒマラヤなど。生きた集落の要素を集めてスケッチを作る。現代の住宅街が何か空っぽに感じられるのは「住居から生産が剥奪されている」からではといった指摘が、印象に残った。土地や建築の生きた美しさが描写されていて、真鶴町の『美の基準』を連想しながら読んだ。2025/01/20

引用

2
均質空間を対置した読みがされがちだが多分そんなことはどうでも良くて本質的に人間の存在条件を普遍化した形で記述する理論で、別にそれは旅でなくてもよい。しかし個人が前提にあるとき近代を乗り越えられないのではないかとも直感的に思わなくもない、むしろインドを個人に埋蔵したい。2020/12/09

Auristela

1
周縁が中心を規定するのに備えて周縁の周縁を図ること。ゲニウス・ロキのより根源的な風景を求めて。2014/11/08

けんじじい

1
素晴らしい。2014/05/06

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