出版社内容情報
ふつう挙げられる尊敬語・謙譲語・ていねい語ばかりでなく,マイナスの敬語や言語以外の表現も視野におさめ,さらに英語・韓国語など外国語の場合までとりあげて,敬意表現のしくみやはたらきを全面的に解明.地域社会や企業におけるさまざまな実態調査にもとづいて将来予測まで示す本書は,敬語について考える上で必読の書といえよう.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Phong
2
敬語を単に「敬う語」と捉えるのではなく、「何らかの顧慮が含まれるもの」と定義することでマイナス方向の敬語や、身振り等も考慮にいれる事が出来る。その上、英語における丁寧表現等、外国語での敬語(的なもの)にも言及しており、単に日本語の尊敬・謙譲・丁寧に限らず、人間関係を営む上で潤滑油として働く要素全てを考慮に入れ、各要素のありとあらゆるパターンを網羅してある。部分的に、語学上の専門知識的なものが出てきたところは華麗に飛ばしたけど。2015/11/12
punto
0
追記.2007/04/17
丰
0
Y-202007/02/20
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- 和書
- 和歌懐紙集成